ウルトラマンダイナ
影の導き
影の導き-8
[8]前話 [2]次話
グレゴール『そうか…この人間は、よい仲間に恵まれているのだな…俺と違って』
ニセダイナがふらつきながら立ち上がり、胸のカラータイマーに手を当てる
ダイナ「……」
ニセダイナの体が光の粒子となり、離れた場所へ収束するとそこに希が横たわった
真姫『希?』
グレゴール「気を失っているだけだ」
さっきまでニセダイナがいた場所にはグレゴール人が本当の姿で立っていた
グレゴール「俺はお前達の…仲間を思う気持ちに負けたのか……」
ダイナ「そうだ、力だけを求めてもそれは本当の強さじゃない」
その時、上空の影から何者かが地上に降りてきた
グレゴール2「またお前に会うとはな、ウルトラマンダイナよ」
ダイナ「あの時のグレゴール人か」
グレゴール2「そうだ、この度は我が同胞が迷惑をかけたな」
そう言って影から現れたグレゴール人が指をならすと破壊された街がもとに戻った
グレゴール2「私はこいつを連れ戻しに来ただけだ、私は君に戦士としての誇りを教わった…仲間の大切さもだ」
ダイナ「……」
グレゴール2「君のエネルギーも残りわずかだろう、早々に私達も帰らせてもらう……さぁ立て、貴様も分かっただろう、今の自分に何が足りないのか」
グレゴール「あぁ…すまなかったな、ウルトラマンダイナ」
そして二人のグレゴール人は上空の影へと飛んでいき、影ごと姿を消した
ダイナ「………シュアッ?」
それを見届けたダイナも空へと飛んで行った
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ