暁 〜小説投稿サイト〜
SAO〜円卓の騎士達〜
第七十六話 攻略大成功!
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言うよりもさっきの奴等のギルドに行く。 
こっちには記録結晶で撮った動画とアルゴの情報があるからな。 潰すって言ったけど今暴れたお陰で少しスッキリした。 だから、今回は警告だけにしておく。 と、キリトとサクマも終わったか。」
サクラ「じゃあ、私も行く。」
アーサー「分かった。 キリト! サクマ! 行くぞ。」

氷の壁を三回ほどノックするとユージオが魔法を解除し、壁が消えた。

俺達はイグシティに向かうべくその先に進む。

キリト「本当に良かったのか? ボス戦譲って。」
アーサー「良いんだよ。 俺達全員で決めたことだろ。 蒸し返そうとするな。」
サクマ「攻略が出来たか確認しようと残らなかったクセにか?」
アーサー「あぁ。」

〜side out〜

〜No side〜

ボスとの四十分を超える戦闘、山ほど持ってきた回復用のポーションも残り僅か。

それでも、ボスの挙動が既にバーサク状態になっているところからして、HPがあともう少しだというのはボスと戦っている彼等には分かる。

苛烈な攻撃を掻い潜り、防御や回避などでダメージを抑えるけれど、必ずどこかでHITしてしまう。

ユウキ「うーん、どーすれば良いかな?」

実際、このままではジリ貧だ。

回復アイテムが無くなれば回復は後衛の二人に任せるしかなくなる。

だが、後衛の二人もそろそろMP回復アイテムが怪しくなってくる頃。

どこかのタイミングで玉砕覚悟のアタックをするか、未だに見付けられていないボスの弱点に強攻撃をして残りのHPを削りきるか、の二択しかない。

もちろん、これが普通の攻略なら撤退という手も有るが、今回は違う。

ここで撤退をしては彼等をここまで助けてくれた『円卓の騎士団』に会わせる顔が無い。

そのため彼等の思考は「撤退するくらいなら全滅した方がマシ。」という考えに至っている。

ラン「ユウキ!」
ユウキ「姉ちゃん! どうしたの!?」
ラン「アイツの2本の首の付け根中央、あそこが弱点になってる。 攻撃が当たれば大ダメージを与えられる!」
ユウキ「弱点!? 高い、僕がジャンプしても届かないよ!」

弱点の場所を見て、さすがに攻撃のHITは無理だと言うユウキ。
それに対してランは笑みを浮かべて応える。

ラン「ちょうどいい踏み台があるよ。」
ユウキ「え、あ、そっか!」

ランの視線の先、ユウキもそこを見て納得する。
視線の先にはテッチがいる。

すぐさまユウキはテッチに向けて次のハンマー攻撃後、しゃがむように指示を出し、彼も理解したように頷いた。

そこでボスはブレス攻撃を放ち、前面に立つ全員のHPを削る。

直後、ボスは
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