空の王者、王として力を発揮する
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「な、何だガネ!?」
「煙……!?」
突如として巻き上がる土煙、驚きの声を上げるはバロックワークスのオフィサーエージェントの一人、Mr.3そしてそのパートナーたるミス・ゴールデンウィーク。煙から飛び出し空中に滞空する巨大な影、そして煙の中から現れるのはルフィ、ウソップ、ビビとカルー。
「誰だぁああおっさん達の決闘を邪魔したのはぁあああああああ!!!!?」
「師匠ォおおおおおおおお!!!!!!」
「ナミさん!!大丈夫ですか!?」
「ルフィウソップビビ!!」
「クワァ!!」
「ヘッカルーもいるみたいだな」
舞い上がった煙で隠れていた姿を現した麦わら海賊団の船長、狙撃手そして客人として乗っている王女。強い敵意と怒りを滲み出しながら凄まじい覇気を纏って顔を覗かせた。
「お、お前らはそ、そうかボスからの抹殺リストに乗っていた男……そしてその仲間!!」
「アチャー3頭!?」
「喧しい!!」
「頭の3燃えてるし!!」
「黙れ!!」
「そ、そんな事よりルフィ私たち助けてよ!?」
巨大な蝋の塊、それに足を捕らえて身動きが取れなくなっているナミ達。蝋の塊の上部では何かが高速で回転しながら蝋の霧のような物を散布し続けていた。それを浴びているナミ達は徐々に蝋に塗れている。
「おし、ウソップにビビ。俺はあの3をやる」
「おう解った!俺は師匠を助ける!!」
「私は何とかナミさん達を……そうだ炎!!レウスさん!!」
ビビは直ぐに上空で旋回し続けているレウスに向けて大声を張り上げた、彼が炎を吐ける事は知っている。あの炎ならば用意に溶かす事が出来る筈と踏んだ、意図を理解したレウスは完全な竜化である獣型から人獣型へと変化しナミとゾロの元へと降りる。
「こいつを溶かしていいんだな」
「おう頼むぜレウス」
「早くお願い!」
「任せろ。微・竜火炎」
蝋を含んでいる息を軽く吸うとそこへ小さな火球で火をつけて火の息として吐き出して二人の足元の蝋を溶かしていく。やや熱そうだがそこは我慢してもらおう、全身蝋塗れになって動けなくなるよりマシだろう。が
「させる訳が無いがね!!ドルドル彫刻、剣!!!」
レウスの行動を快く思う訳が無いMr.3、蝋を身体から生み出しそれを即座に剣の形にするとそれを思いっきり投擲した。真っ直ぐと向かっていく剣にゾロは刀を抜こうとするが間に合わない。だがそれは蹴り砕かれた、怒り心頭で全身からまるで湯気のような物を漂わせているルフィによって。
「わ、私のドルドルの力を蹴り、砕いたァア!?あ、有り得ない!?鉄の強度を誇るのだぞ私の蝋は!?」
「俺は頭来てんだ、ぶっ飛っべ3頭ァ!ゴムゴムのぉ〜!!バズ〜カァッ!!!」
怒気と覇気の両方を発散させているルフィ、その気迫は一
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