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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第11話 小猫涙の悲願、グレモリー眷属修行開始します!後編
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部長が呆れたような表情を浮かべました。同じ上級悪魔として思うことがあるんだと思います。
「私はその時空腹や疲労で疲れていて逃げる事が出来ませんでした、そんな時に師匠が現れて私を助けてくれたんです」
「でもどうしてイッセー君を師匠って呼んでいるんだい?」
「それは師匠が小さいころに憧れていたヒーローにそっくりだったんです。私は思いました、この人みたいになりたいって。それで弟子入りしたんです」
「そうだったんですか……私もイッセーさんと運命的な出会いをしたから分かります」
「最初は魔法なんて使えないから無理だって断ったんだが熱意に負けてな。今では時々特訓してやってるんだ」
そんな出会いがあったんですね、でも安心しました。先輩の事は師として慕ってるんですね……ってなんで私は安心したんでしょうか?
「それで頼んでいた物は持ってきてくれたか?」
「はい、ちゃんと用意してきました」
「そうか、じゃあさっそくで悪いんだがルフェイはリアスさん達のアドバイスをしてくれないか。俺は魔法に関しては素人だからな」
「任せてください!」
「頼むな」
そして私たちはルフェイさんが部長と朱乃さん、私と祐斗先輩がイッセー先輩の班に分かれました。
「それでイッセー君、僕たちはこれから何をするの?」
「二人にはこれを付けてもらう」
イッセー先輩は懐から何か指輪のようなものを取り出しました。
「先輩、これは何ですか?」
「説明はつけてからするよ」
そう言われたので私たちは指輪を付けました、すると……
「ッ!?か、体が重い……!?」
突然私たちの体に強い負荷がかかり立っていられなくなってしまいました。
「先輩、これは一体……」
「今つけてもらったのはルフェイに作ってもらった重力を増加する魔法が込められた指輪だ。つけている限り二人の感じる重力は0.2倍になる」
「なるほど……これはキツイね」
少し重力が増加しただけでこんなにも辛く感じるなんて……!?
「二人にはそれを付けたまま特訓してもらうぞ。因みに慣れてきたら増やしていくし、最終的には2倍の物もあるから頑張れよ」
「か、簡単に言わないでください!」
でも部長だって頑張っているんです、私も負けていられません!
「やってやります!」
「うん、僕だって意地を見せてやる!」
私たちは立ち上がりそれぞれ戦闘の構えに入りました。
「いい根性だ、行くぞ!!」
「「はい!!」」
そして私たちと先輩はぶつかり合いました。部長、朱乃さん。お二人も頑張ってください。
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