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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第11話 小猫涙の悲願、グレモリー眷属修行開始します!後編
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でやりましょう」
「じゃあ後5時間近くは……」
「はい、俺にぶっ飛ばされてもらいます」
お、鬼です……鬼がいます!あ、違った、先輩はドラゴンでした。そして宣言通り私達は日没まで地面に叩き付けられて宙を舞いました。
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「はあ……はあ……」
「もうダメ……動けない……」
ようやく日が暮れてきたころには私たちは満身創痍になってました。傷はアーシアさんが回復してくれても精神までは治りません。何回も地面に叩き付けられて正直心が折れそうです。
「初日はこんなものか、それじゃあ今から今日の皆の評価をしていくか」
「評価って何の評価かしら?」
「そりゃ全員の戦闘スタイルの評価と改善点ですよ」
「え、今日一日で分かったの!?」
「まあある程度は」
「なんて洞察力なの……」
先輩の言葉に若干呆れたような声を出す部長、部長、多分そんなことは氷山の一角にすぎません。
「まずは木場だ、最初は翻弄されていたが直に俺の動きに対応できた、それに技のバリエーションが増えたな。まさか剣を飛び道具にしてくるとは思わなかったぞ」
「あの時は無我夢中で……騎士として恥ずかしいよ」
「そんなことはない。戦いで大事なのはプライドやこだわりよりも勝ちに向かう精神だ。騎士道精神のお前にこんなこと言うのはあれだが勝つためには自分が出来る事、使える事は全部使った方がいい、たとえそれが卑怯なことに感じてもだ」
「そうだね、騎士道も大事だけどそれ以上に部長の方が大事だ。勝てるためなら何でもしていくよ」
「それがいい、後お前は速さを武器にしてるが少し単調になってるぞ」
「単調?」
「ああ、お前は速いが動きは単純だ。真っ直ぐにしか動いてないからな。特にお前と同じスピードを武器にしている奴には読まれやすい。野球で例えるなら速いストレートも最初は打てないが何回も見ている内に目がなれてくるだろう?そんな感じだ」
「なるほど、ただ速いだけじゃダメなんだね」
「そうだな、ちょっと見ていろ」
イッセー先輩は少し離れた場所に向かう、そして同じところを祐斗先輩並みの速さで走り回る、だが次の瞬間先輩の姿が消えた。
「イッセー君が消えた!?」
「一体どこに……」
「こっちだ」
声をかけられた方に振り替えると先輩が立っていた。
「いつの間にそんなところに……」
「木場、俺がどうやってここに来たか分かるか?」
「うーん、もしかして速く動いていた所でワザと速度を落としたの?」
「正解だ」
え、どういう事でしょうか?
「要するに速さに目がなれてきた時にイッセー君がいきなり速度を落としたから一瞬目が錯覚したんだ、イッ
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