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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第11話 小猫涙の悲願、グレモリー眷属修行開始します!後編
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打撃の威力が上がり技のバリエーションが増えた。
「本当にルフェイには感謝してるぜ」
「えへへ、師匠のお役に立てたなら光栄です」
俺は今ルフェイと共に屋敷の屋根の上で話し合っている。
「それでリアスさん達の様子はどうだ?」
「はい、お二人とも覚えがいいから教えていて楽しいです」
「そうか、祐斗と小猫ちゃんも最終的に0.5倍も耐えていたからな、根性あるぜ、本当に……」
「うふふ」
「ん?どうした?」
「いえ、師匠ってあまり親しい人間関係を見た事がなかったからなんか新鮮で……」
「別に俺はボッチじゃねえよ……ねえよな?」
『知らんな』
「おいおい……」
「あはは、ドライグも相変わらずですね」
ドライグの冷たい回答にルフェイが笑う。ルフェイは俺が赤龍帝だという事、そしてグルメ界の事も知ってる数少ない人物だ、実際にルフェイも行ったことがあるしな。
「それでどうだ?お兄さんは見つかったか?」
「いえ、それがまだ……色々探ってはいるんですが進展はあまり……」
「そうか……」
ルフェイが家を出た理由、それはいなくなった兄を探すためらしい。
「俺も調べているはいるんだが……すまない、いい情報が見つからなくてな」
「そんな、師匠にそこまでしてもらって文句なんて言えませんよ。大丈夫、私は諦めませんから」
「強い子だな」
「えへへ……っていけない!もうこんな時間!」
ルフェイはもっていた懐中時計を見ると驚くように立ち上がった。
「どうしたんだ?」
「実はこの後にリアスさん達とパジャマパーティーをしようって誘われていまして……」
パジャマパーティーって……明日本番だろうに……まあこの10日間は皆頑張ってたし野暮なことをいうのは辞めておこう。
「楽しんで来いよ、お前は友達少ないからこれを機に親しくなっとけ」
「もう、意地悪言わないでください!さっきの仕返しですか!じゃあ行ってきます!」
「おう、じゃあな」
ルフェイが屋根から降りて俺は一人になる。こうやって一人でいる時間は久しぶりだな。
「思えばいつからだったかな、誰かが隣にいるってのは……」
美食屋だって一人でやっていた。ドライグもいてくれたが寂しくないと言えば?だった。俺の育ての親は忙しいし兄さん達も気軽に会えるわけじゃないからな……
「小猫ちゃんと会ってからか……」
小猫ちゃんと会ってから俺は一人じゃなくなった。アーシアとも出会い松田や元浜、それに桐生とも仲良くなれた。そして祐斗達とも友人になれた。一人でいることには慣れていたが……やっぱり誰かといるのは楽しいもんだ。
「……先輩?」
不意に声をかけ
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