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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第十七話 派遣任務 3
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ティアナ、迷惑かけるけど、頼む」
「大丈夫。ちゃんとアタシ達が注意してあげるから、安心して」
笑ってティアナが答えた。
そうこうしているうちに、その車が止まって中から美由希が降りてきた。
「はぁい!」
その後に続くように、小さい犬耳少女とショートカットの女性が降りてくる。
「みんな〜お仕事してるか〜」
「お姉ちゃんズ参上!」
「エイミィさん!」「アルフ!」
エリオとキャロは突然現れた見知った顔に驚く。
「美由希さんも」「さっき分かれたばかりなのに」
スバル、ティアナもここに来た美由希に驚いている。
「いやあ、エイミィがなのは達に合流するって言うから。アタシも丁度シフトの合間だったし」
美由希の説明に納得するスバルとティアナ。
「……だったら、オレその車に乗せてもらえばよかったなぁ。走って帰ってくる事なかったよ」
「え?あの距離を走って帰ったの?」
「ええ、どこかの誰かさんズが異論を挟む余地もなくです」
スバルとティアナをジト目で見るが、二人はエリオとキャロと話している犬耳少女の方を見ていて、アスカの話を聞いてない。
「 」
「まあ、人生色々だよ、アスカ君」
美由希がアスカを慰める。
「あざーっす」
アスカと美由希がそんなやりとりをしている中、スバルとティアナはエリオとキャロが話している人達を見ている。
一人は、エイミィ・ハラオウン。
フェイトの義理の姉で、六課後継人の一人、クロノ・ハラオウン提督の妻。
面識こそ無いものの、二人も名前くらいは聞いた事がある。
だが、もう一人の犬耳少女が誰なのか分からない。
『うーん、誰かの使い魔かな?』
『犬耳とシッポ、ワンコ素体?』
ひそひそと念話する二人。
『見た目10歳くらい?ちっちゃくて可愛い!』
思わずスバルの頬が緩む。
「アルフー!」
そこに、フェイトがやってきて犬耳少女に声をかけた。
「フェイト!フェイトフェイトフェイト!」
ピクンと耳を立て、パタパタとシッポを振って、アルフと呼ばれた犬耳少女がフェイトに飛び込んで行った。
しっかりとそれを受け止め、優しく抱擁するフェイト。
「アルフ、元気だった?」
「げんき!」
アルフは嬉しそうに答え、フェイトの胸にグリグリと顔を押しつけて甘える。
「……」
その様子を見ていたスバルが、ふとティアナの胸元に目をやり……
ガバッ!
ベキッ!
「ぎゃん!」
飛び込もうとした途端、右ストレートを食らってしまった。
「ア・ン・タ・は!いいかげんにしなさい!」
「え〜!最近スキンシップしてないからティア分を補給
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