第七十三話 眠れる騎士と円卓の騎士
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見てるだけ。 分かった?」
ユウキ「質問良い?」
アーサー「なんだ?」
ユウキ「俺達って言ったけど、誰が行くの?」
アーサー「俺とサクラ、キリトにアスナの四人。」
見事にダメージディーラーばっかり。
あ、アスナは一応後方支援か。
それはともかく、今回のクエストは某ハンティングゲームでよくある龍の卵運搬。
洞窟の奥から龍の卵を持って帰るというもの。
ただし、その卵は手で持つしか方法がなく、さらに洞窟の出口で親の龍と戦わなくてはいけない。
別に倒さなくても良いけど、ある程度ダメージを与えないと逃げ切れない。
ユウキ「よーし、じゃあ、張り切って行こう!」
その数十分後、
ユウキ「あっははははは! 逃っげろーー!!」
ラン「何でこんな事に。」
ノリ「まあまあ、日常茶飯事だろ?」
ジュン「日常茶飯事としては可笑しいけどね。」
テッチ「それより、諦めませんね、親御さん。」
タルケン「何処まで逃げればいいんですかー!?」
シウネー「やっぱり少し攻撃した方が良かったんじゃ、」
全力で親の龍から逃げるスリーピングナイツのメンバー。
ユウキ「えー、だって悪いことしてるの僕達だよ? ここで龍さんに攻撃しちゃったらもっと悪いじゃん?」
ラン「そうよ、そうなんだけど、」
ユウキ「なら良いでしょ!」
また数十分後、
アーサー「取り合えずユウキがアホの子だって事はよーく分かった。」
結局麻痺毒の付いた投げナイフを使って龍の動きを止めている間に逃げた。
ユウキ「えー、僕、間違ったことは言ってないよー。」
アーサー「そういう問題じゃねぇ。」
ユウキはストレアと仲良く出来そうだな。
アホの子繋がりで。
アーサー「全員の実力図るためのクエストだったのに、大した戦闘が無いってどういうことだよ。 まぁ、もうしょうがないと諦めるか。 んじゃ、ダメージディーラーは俺が担当する。 タンクはさっき紹介したランスロットとゴウが交代で担当、後方支援はアスナとシンタローな。」
シンタローいないけど。
そして、俺が担当することになったのはユウキ、ジュン、ノリ、タルケンの四人。
ジュンはダメージディーラー兼タンクなので俺が担当することになった。
タンクはテッチ一人。
後方支援はランとシウネーの二人だ。
取り合えずそこそこ広い部屋へと案内する。
アーサー「さてと、ダメージディラーを担当する訳だが、俺が出来るのは技術を教えることだけだ。 ステータス上げは各自でやってくれ。 んじゃ、一番始めに教えるのはスキル使用後の硬直を無くす方法だ。 やり方は簡単、スキルが
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