暁 〜小説投稿サイト〜
SAO〜円卓の騎士達〜
第六十九話 地下世界へ
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を否定した。
運営サイドが手動で全データのバックアップを取り、物理的に分割されたメディアに保管していれば可能だが、カーディナルの自動バックアップ機能を使用していればそれは不可能だと言った。
GMに連絡を取ろうにも年末の日曜日の午前中は、人力サポート時間外だ。
俺は息を吐き、上空を振り仰いだ。

カノ「でもさー、このクエストをクリアすれば何の問題も無いんだよね?」
アーサー「あぁ、制限時間付いただけだろ?」
フィリア「こんな大きなダンジョンだったらお宝いっぱいあるかもね。」
クライン「おっしゃあ! 今年最後の大クエストだ! ばしーんと決めて、明日のMトモに載ったろうぜ!」

リーファが、右手にぶら下げた大きなメダリオンを高くかざした
《湖の女王ウルズ》から与えられたそれは、綺麗にカットされた巨大な宝石が嵌め込まれている。 しかし今、カット面の六割以上が漆黒の闇に沈み、輝きを失い掛けている。
この石が暗黒に染まる時、地上の動物型邪神は全て狩り尽くされ、ウルズの力も完全に消滅する。 その時こそ、《霜の巨人の王スリュム》のアルヴヘイムの侵攻が開始されるのだ。
俺はウインドウを開くとロングソードを交差して吊った。 皆も各自の武器を装備する。
扉がゆっくりと開く。
ユイが俺の胸ポケットに入ったのを確認してから、俺たちは氷の床を蹴り飛ばして、巨城《スリュムヘイム》へと突入した。

アーサー「行くぞ! 殴り込みだぁ!!」
「「「「「「おおぉーーーー!!!」」」」」」

〜side out〜
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