第51話 逆転
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は、渦巻き状の氷菓に注がれて、一段階『門』を解放した。
第四傷門......開!
金髪が逆立ち、筋肉の筋が皮膚状に隆起すると回転しているソフトクリームを優しく握り締めた。
「うひゃー!こ、これってうんこじゃないっすか!?綺麗に包装しているんすね」
興味津々とばかりにソフトクリームを丁寧に扱うトビフレンダ。
「へっ!?......な、何?」
普通のコンビニで売られているソフトクリーム(税込220円)にどれだけの興味があるの?
「超ナイスです!」
絹旗が空気を巻き込みながら、赤い身体をしているフレンダの顔を覆っている元凶の面を砕こうとするが、一瞬で消えて二階部分の柵に移動していた。
「危ないっすね!!うんこに何かあったらどうするんすか!?......ん?ここが外れるんすね」
ソフトクリームの透明なプラスチック部分をクルクル回して、茶色のソフトクリームを羨望の眼差しで上に掲げた。
「何やら甘い匂いも......」
「隙だらけだ」
サソリがスサノオを使って柵ごと二階部分も破壊した。
しかし、トビフレンダは一瞬で絹旗の背後に迫り、拳を固めて突き出そうとした。
「「!?」」
サソリと佐天が同時に動き出して、佐天が絹旗を抱き抱えて後方に飛び去り、サソリが砂の盾を展開して攻撃を防いだ。
かのように見えたが......
「!!?ぐっ!」
「甘いのはうんこだけじゃないっすね......先輩」
サソリの背中には鋭利な枝が突き抜けて、血が滴り落ちていた。
「邪魔っすよ」
ギチギチと細い腕に筋肉が限界以上の力が集中して、サソリの胸部を殴り、爆発音と共に壁に叩きつけられた。
サソリは、俯せになりながら腹部に刺さった枝を刺激しないように立ち上がろうとするが......上手く動かせない。
トビに乗っ取られているフレンダの腕がミチミチと悲鳴を上げた。
あちらこちらから、血が滴り落ちているように拳は真っ赤だ。
「サソリ君!」
「ふ、フレンダ!もう、止めて」
直接闘いに参加出来ない滝壺と木山が悲痛な声を上げた。
「......まずいわね......あの娘、死ぬわよ」
「は?フレンダが死ぬ!?どういう事よ」
眼鏡をかけ直したテレスティーナの見解に解放された麦野が声を荒げた。
「あのまま、使い続けたら身体が持たないわ」
フレンダが死ぬ......?
麦野ぉ〜!!
はー、プールかぁ
ヒマなら行くか?
ホントに!行く行く
わー、麦野
愛してる!
コラ、暑いんだからくっつくな
「............そんなの私が許すか!」
麦野は波動を弾くと緑色の発光体が揺さぶられて光線が暴走したフレンダに放った。
「!!?」
難なく身体能力が向上しているトビフ
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