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SAO〜円卓の騎士達〜
第六十七話 騎士王VS皇帝
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アーサー「準備運動はこんなものでいいだろ?」
ブラッド「あぁ。」

俺は『覇気』と『ゾーン』を解放する。

ブラッド「! その『覇気』、キサマ、朝霧 龍也か!?」
アーサー「何でお前が俺の名前を知ってるんだ?」
ブラッド「質問を質問で返すな。 まぁいい。 その問いにはこれで答えよう。」

そしてブラッドも『覇気』と『ゾーン』を解放した。

アーサー「・・・その『覇気』、武田 虎影(たけだ とらかげ)か。」
ブラッド「その通りだ。 キサマとまた戦えるときを夢にまで見たぞ。」
アーサー「ったく、世界は広いんだか狭いんだか。」

〜side out〜

〜キリト side〜

キリト「こ、この『覇気』は!?」
アスナ「キリト君! まだ動いちゃダメだよ!」
サクマ「あぁ。 アイツだ。」
ランスロット「誰かね?」
ユージオ「アインクラッドに閉じ込められる前の剣道の全国大会の僕達の準決勝の相手チームの主将だよ。」
コジロウ「その当時の実力はアーサーさんよりホンの少しだけ下ぐらいでした。」
キリト「あぁ。 それでも俺とユージオが手も足も出なかった奴だ。」
サクマ「悔しいが俺よりも実力は上だ。 恐らく今も。」
アスナ「そんなに強い人なの?」
キリト「俺達の同世代では龍也が『龍』でアイツが『虎』だった。」
ランスロット「なるほど『龍』と『虎』は実力が拮抗している事を表すのによく使われる。 『龍虎相討つ』などのように。 それほどまでにあの二人が君達の世代のツートップだったのだな。」
リーファ「で、でも先輩は二年間、命懸けでSAOをクリアしたんだよね? だったら先輩の方が強いんじゃ、」
コジロウ「そうとも言えないんです。 『覇気』はその人の強さを示すと言われてますが、アーサーさんとブラッドさんの『覇気』はほぼ同じ強さ。」
サクマ「恐らく血の滲むような特訓を続けてきたんだろう。」
キリト「どっちが勝っても全くおかしくない。」
サクラ(アーサー、!!)

〜side out〜

〜アーサー side〜

ブラッド「キサマが居ない大会は詰まらなかったぞ。 俺と張り合える奴が居なくてな。 このゲームには強者を探しに来たのだが、見つからなかった。 まだボスを一人で倒している方が面白かった。」
アーサー「分からなくもないな。」
ブラッド「そうだろうな。 俺とキサマでは根本的な所では似ている。 だが、その詰まらない日々も今日で終わりだ。 キサマという最高のライバルが現れたお陰でな。」
アーサー「理由なんてどうでも良い。」
ブラッド「そう、だったな。 キサマと俺の間に言葉など不要。 全て戦いで語り合おう。 行くぞ! アーサー!」

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