第六十五話 第三試合
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ーク「へぇ、二刀流。」
キリト「その通り。 そして、」
『覇気』と『ゾーン』を同時に使う。
キリト「これが俺の全力だ。」
ダーク「成る程、『覇気』と『ゾーン』か。」
キリト「知ってるのか?」
ダーク「ウチのギルマスもそれの使い手でな。 少なくともお前よりは強い『覇気』を使えるぜ。」
キリト「そりゃギルマス同士の対決が楽しみ。」
ダーク「そこまで回れば良いけどな。」
キリト「どういう意味だ?」
ダーク「俺と次の奴で勝ちを決めるって事。」
キリト「なめやがって、絶対泣かす。」
ダーク「出来るものならな!」
ダークと俺がほぼ同時に突っ込み、剣を打ち合う。
手数では俺の方が単純計算で二倍、なのに相手はそれらを受け、避け、流す。
ダーク「どうした? そんなものか?」
キリト「このっ、喰らえ『スターバーストストリーム』!」
オリジナルソードスキルとして復活させた二刀流上位ソードスキル『スターバーストストリーム』を放つ。
ダーク「オリジナルソードスキルか。 確かに剣の軌道は分からないが、それだけの連撃、使用後の硬直時間はさぞ長いんだろうな。 それに、防御にだけ徹すれば、受けきれないこともない。」
ダークはそれを受け続ける。
これが終われば俺には相当の硬直時間が課される。
だが、それを無効化できる方法を俺は知っている。
システム外スキル『スキルファントム』発動
左手の剣を裏手持ちにすることでシステムがスキルを強制的に終了させる。
そして、この際、スキル使用後の硬直時間は発生しない。
ダーク「なにっ!?」
スキル使用後の硬直時間が発生していないことに気が付いたダークが大きく後ろに跳び、距離を取る。
ダーク「これは、、、成る程、そう言うことか。 スキルのキャンセルを使うとは考えたな。」
キリト「それに一瞬で気付いて後ろに跳んだアンタも中々だけどな。」
ダーク「燃える展開になってきたじゃないか。 来い!」
もう一度お互いに飛び出し、剣を打ち合う。
〜side out〜
〜サクマ side〜
アスナ「いけっ、キリト君。 そこっ。」
控え室で応援しているアスナとキリトとダークの戦いを見ながらボソリと言う。
サクマ「不味いな。」
アーサー「お前も気付いたか。」
サクマ「あぁ。」
リーファ「えっ、何が? お兄ちゃん押してるのに。」
シンタロー「あまりにも相手が防御に徹しすぎてるんだ。」
ランスロット「恐らく、キリト君の『ゾーン』が切れるのを待っているのだろう。」
アスナ「えっ、『ゾーン』が切れたら、」
アーサー「疲労感が一気に体を襲う。 そうなればキリ
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