暁 〜小説投稿サイト〜
SAO〜円卓の騎士達〜
第六十話 死闘開始
[5/5]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話

俺が砂漠の砂で出来た小高い丘の上で周りを見渡していると、ソイツは来た。

SAOとは少し違うフード付きのマントを着て、ゆっくりとこちらに歩いてくる。

その姿には覇気とはまた違った威圧感を感じる。
まるで、『死』そのものを纏っているような感じだ。

poh「お前とは墓場以来だなぁ。 brotherや軍師とはあの後も会う事は有ったんだけどなぁ。」
サクマ「お前は、お前は何でこの殺人に手を貸した? やっぱり部下のやることには関わっておきたいのか?」
poh「あ? そんなの決まってるじゃねぇか。 楽しそうだったからだよぉ。 それに、上手く行けばbrotherが関わってくるかもしれないと思ったしな。 ま、結果として殺り合うのはお前になったけどな。 そう言えば何でお前らが出てるのにアイツは出てないんだ?」
サクマ「・・・風邪でパスした。」
poh「プッ、クッハハハハハハ! 風邪でか!? そいつは傑作だ!」

そして一通り笑った後。

poh「ふう。 brotherと殺れないのは残念だが、ま、楽しむとしようや。」

そう言ってpohが取り出したのは包丁。
俺は光剣のスイッチを入れ刃を展開させる。

poh「行くぜぇ!」

pohが飛び出し、包丁を降り下ろす。
俺はそれを光剣で防ごうとするが、包丁は刃をすり抜け俺の体を襲ってきた。

サクマ「なにっ!?」

俺は間一髪で避けるが僅かに掠り、切られたところに赤いダメージエフェクトが発生する。

poh「クックック、どうした龍騎士。 顔色悪いぞ。」
サクマ(コイツ、やはり強い。 勝てるどころか今の俺では相討ちにすら出来るかどうか。)
poh「どんどん行くぜ。 龍騎士。」

そう言ってpohは短剣ソードスキル《ラビット・バイト》を繰り出してきた。
パリィさえ出来れば簡単に防げるこの技。
だが、光剣をすり抜ける包丁のせいでパリィが出来ない。

pohの包丁が俺の体を切り裂き、ダメージエフェクトがまるで血のように宙を舞った。

〜side out〜
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ