機動戦艦ナデシコ
1460話
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話しておく必要があるか。
「ま、瓦礫処理とかなら手伝うから、こっちに関しても政治班と交渉してくれ」
『うーん……ま、しょうがないか。分かったよ。それじゃあ僕もそろそろ仕事に戻らないといけないから、この辺で失礼させて貰おうかな。……アクセル』
「うん?」
これで通信を終えるのかと思ったのだが、アカツキの視線が最後に俺の方へと向けられる。
『……色々とありがとう。これからもよろしく頼むよ』
「ああ、もちろんだ。ネルガルはナデシコ世界の中で俺達にとっては重要な会社だからな。それにお前達とは優先的に取引をするって交渉もしただろ?」
『そうだね。けど、改めて礼を言っておきたくなったのさ』
「そうか」
『ああ。……それと』
「うん? まだ何かあるのか?」
『エリナ君を近いうちにそっちにやるから、そっちもよろしく頼むよ』
「……分かってるよ」
『分かってるならいいさ。じゃあ、また』
そう告げ、通信が切られる。
……エリナがこっちに来るってのは、前々から聞いてはいた。
だが、ミナトとは違ってまだエリナと俺の関係というのははっきりしていないのも事実。
俺とエリナの関係か。どうなるのやらな。
ふと、これからの事を思い、また賑やかになるんだろうなと思いながら、今はとにかく俺がやるべき行動をやる必要があると判断して影のゲートへと身を沈めていくのだった。
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