第五十八話 因縁との再開
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きたいことがあるからよ。 ここでログアウトされて貰っちゃあ、困るんだよな。」
ステルベン「そうか。 だが、二対一で、勝てると、思うか?」
すると、部屋の隅にまた、一人の男が現れた。
シンタロー「poh・・・!」
poh「久し振りだなぁ。 軍師さんよぉ。」
シンタロー「良かった。 てめぇにも色々聞きたいことがあるんだよ。」
ステルベン「時間を、稼ごうと、しても、無駄、だ。 お前を、殺して、この、女も、殺す。」
シンタロー「いーや、もう十分稼いださ。」
サクマ「どうした!?」
キリト「っ!」
シンタロー「これで三対二だ。 だけど、ここは逃げさせて貰うぜ。」
poh「そんなこと簡単にさせるとでも思ってるのか?」
シンタロー「エネ、コノハ。 時間稼ぎ頼む。」
エネ「分かったわ。 今度何か奢りなさいよね。」
コノハ「右に同じ。」
シンタロー「・・・コノハは勘弁してくれ。」
それだけ言うとサクマが私の体を抱え上げ、外に出た。
シノン「(もう、いいよ。 置いていって。)」
そう思ったが、やはり言葉に出来ない。
全身。 いや、意識が完全に痺れてしまっている。
シンタロー「いくらあいつらでもそう長くはもたない。 出来るだけ離れるぞ。」
???「ヒャッヒャッヒャァ! そう簡単に逃がさねぇってpohの頭が言っただろうが!」
キリト「ちぃっ!」
飛んできた弾丸をキリトがすべて叩き落とす。
キリト「クラディール・・・!」
グレイ「黒騎士かぁ!? ここではグレイって名前にしてんだ。 そう呼んでくれや。 そういやぁ、お前と軍師には借りが有ったなぁ。 でっけぇ借りがよぉ! この手で殺してやりてぇと思ってた矢先、こんな所で会えるとはツイてるぜぇ!」
シンタロー「キリト!」
キリト「分かってる。 お前とは何時かもう一度殺り合うと思ってた。 けど、それは今じゃない!」
キリトがグレネードを転がす。
グレイ「ちぃっ!」
グレイは直ぐに退避するが、そのグレネードは爆発する代わりに煙を吐き出した。
スモークグレネードだ。
私の視線の先に映った文字列は、【Rentlal Buggy&Horse】。
無人営業のレンタル乗り物店だった。
モータープールに停めてある三輪バギーは全てが全損状態だったが、その隣に置いてあった車が走れそうだった。
シンタロー「キリト、動かせるか?」
キリト「多分!」
シンタロー「ならキリトは運転頼む。 サクマはシノンを乗せて、シノンを守れ。 俺が後部座席から迎撃する。」
キリトは運転席に座りエンジンを掛け、私とサクマ、シンタローが後部座席に乗ったのを確認してから、アクセルを全開
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