第五十六話 BoB本選開始
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ンタロー「お前含め、誰にも撃たれる気は無いから安心しろ。」
サクマ「同じく。」
三人が睨み合っていると、エレベータが乱暴に停止した。
「ナイスタイミング、エレベーター!」と思いながら俺達は、硝煙の臭いがする控え室に踏み込んだ。
控え室に入った後シノンと別れ、控え室の一番端に腰を下ろし、今後の事を話し合う。
サクマ「シンタロー、この前話した事と死銃について、何かわかったか?」
シンタロー「恐らく、死銃はこいつだ。 『Sterben』、読みはステルベン、ドイツ語で日本でも医学用語として使われている。 意味は『死』だ。」
キリト「じゃあ、他の二人のプレイヤーは?」
シンタロー「分からん。 だが、死銃が本選出場初なのを考えると、他の二人も初出場者だと考えられる。 で、初出場者で、聞かない名前なのが、『ペイルライダー』、『銃士X』、『hope』、『グレイ』、の四人だな。」
キリト「確率にして、二分の一か。」
シンタロー「取り合えずここにいる五人で、この五人をそれぞれマークしよう。 で、違うと分かったら即、近くにいるメンバーと合流。」
エネ「そうね。 それで行きましょう。 私はペイルライダーを追うわ。」
コノハ「じゃあ、僕は銃士Xを、」
サクマ「俺が、hopeだな。」
キリト「俺はグレイ。」
シンタロー「相手もお望みみたいだし、ステルベンだな。」
それぞれ役目を決めると、俺達は席から立ち上がる。
残り時間は後十秒。
キリト「じゃ、武運を祈る。」
サクマ「あぁ。 武運を。」
エネ、コノハ、シンタロー「「「武運を。」」」
俺達の体を青い光が包み、本戦フィールドに転送した。
さぁ、戦闘開始だ。
〜side out〜
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