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混沌の魔術師と天空の巫女
第7章 大魔闘演武編
城へ潜入
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牢屋に来ることがばれてしまったようだ。
兵達は俺を探しているようだ。

「(早く合流しないと・・・!!!)」

俺はナツさん達を探し出すのだった。






























数分後・・・


「くっそ・・・・・・城の中だからな、
 広いし、考えてみれば、穴に落ちたという事は、
 脱出する通路がある可能性が低いな・・・」

どうしたものか・・・・・・。






























「見つけた。」

「!!?」

見つかってしまったか!!!

「よう・・・久しぶりだな。」

「あ!!!」

俺はその人物を知っていた・・・・・・。
































『水の都、クリスタリアレイの近くにある、(いにしえ)の水遺跡へ行け。』

『?』

『そこへ行けば、今の自分が生きているのかわかり、
 両親が、伝えたかった事がわかるかもしれないぞ。』

『!!!!???』

























「あの時の・・・!!!!」

俺が記憶を思い出した時に、水遺跡へ行くように教えた、
黒いフードを被った人だった。

「仲間を探しているんだろ?
 知り合いがその場所を知っている。」

「・・・え!?」

「俺について来い。」

「あ・・・ああ!」

俺はその人について行くのだった。



































「ここだ。」

着いた場所は大きな扉がある場所だった。

「行けばいるはずだ。
 この先は岩とかが凸凹しているが・・・まあ、大丈夫だろ?」

「ああ!!2回も助けてくれて、ありがとう!!!!」

「礼はいいから。早く行きな。」

「ああ。」

俺は扉を開け、ナツさん達を探しに行った。



























「これでよし。」


コッ、コッ・・・


「!大丈夫でしたか!?」

黒いフードの男はやって着た者に向かってそう言った。

「・・・・・・。」

それは大魔闘演武の4日目の夜でジェラールが見つけた、
ゼレフに似た魔力の女性だった。











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