全日本ガンプラバトル選手権 中高部 予選 艦隊戦…………始動!! 後編
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風が強く、デストロイガンダムの体勢が崩れる。
「今だセシリア! 」
スザクモードからMS形態に変形し、ブラウドライツガンダムを降ろす。
そしてドラゴンファングを四基射出し、口を広げてアルケオニスガンダムとブラウドライツガンダムの前にゲートを展開する。
「プラフスキーパワーゲート……バースト! 」
「くらえぇぇぇっ!! 」
GNバスターキャノンとバスターライフル改で砲撃し、プラフスキーパワーゲートを潜っていく。威力と勢いを増した砲撃は強大となり、直前で張られたビームシールドごとデストロイガンダムを貫いていった。
砲撃は相手戦艦のガーティー・ルーまで届いたが、50m以上は距離があったため直前でかき消されてしまった。
しかし、爆風も相まって目眩ましにはなった。
「今だ! 」
「ローエングリン照準…………てぇぇぇぇぇっ!! 」
アークエンジェルからローエングリンが放たれ、デストロイガンダムの爆風から飛び出るようにガーティー・ルーに向かっていった。
ガーティー・ルーは咄嗟に回避行動をとるも、かわしきれずに直撃し、爆破していった。
『BATTLE ENDED』
ーーー−−
「全日本ガンプラバトル選手権中高部、一回戦、第六試合勝利チーム。天之川学園、チームアスタリスクホープ」
ワアアアアアアアア!!
観客席の所で、カグラ達が勝利したことを確認する。
「まずは一勝だね」
「そうね。まずは一回戦突破おめでとうってところかしら? 」
「そうだな。とりあえず、次はお前達のところだろ?ヨシナ」
「ああ。ではシンドウ君、皆を連れて下に来てくれ」
「はい」
ヨシナはそう言い、シンドウ達と一緒に観客席から降りていった。それを見計らい、トウイの方へと顔を向ける。
「トウイ。別件だが、カグラの体調は大丈夫なのか? 」
「ん?大丈夫じゃないかな?さっき薬は飲んでたっぽいけど、特に気にすんなって言われたし」
「それは大丈夫なのかしら……」
「それで、ヒロヤ君はカグラ君について何か気になるの? 」
「いや、ちょっとな。なんか引っ掛かってるだけで、特に何もない。余計な心配かもしれないな」
そう言い、会場の方へと顔を向ける。下ではカグラ達が軽く言い合いしながら立ち去っている。
…………あの時の頭痛の様子が気になったが、薬と何か関係あるのか?いや、流石にドーピングとかの類いはしてないだろう。
ひとまず、今はこの大会を見届けるとするか。話はそのあとに聞けばいいか。
ーーー−−
「主任。例の件ですが、実験会場にアイツがいるとの情報が入りました」
「なに
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