全日本ガンプラバトル選手権 中高部 予選 艦隊戦
全日本ガンプラバトル選手権 中高部 予選 艦隊戦…………始動!! 前編
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ナカ!笑ってんじゃねぇよ。それにシンドウ、お前も人の事を忘れてんじゃねぇよ」
「待て待てカグラ。オメーは人の名前を間違えてんぜ? 」
肩に手を置かれながらツッコミを入れられた。確かに、俺もうろ覚えだったからテキトウに言ったけどよ。
「いちば模型店の大会ではコーチが目立ってたし、アンタの事は忘れられてもしょうがないでしょ」
「それって、俺達の事も忘れられてるって訳だよね? 」
「天然なのか、もしくは馬鹿なのかのどっちかだろう」
アマネは相変わらずの毒舌で、三年生組は呑気になんか言ってる。セシリアに関しては誰?って表情して会話にも参加してない。
「………ああ。いちば模型店の時のチームか」
「そうだ。あん時は時間切れだったが、今回はキッチリ勝たせてもらうぜ」
「あの勝利はお前達の実力ではなく、コーチのおかげだろ? 」
「かもな。けど、俺だって強くなってきたんだ。前回みてぇにいかないぜ」
「ふん。口だけじゃないといいけどな」
それだけ言うと、シンドウは他のメンバーと共にヨシナの所へと向かった。
「ん?シンドウ君達と話してたの? 」
シンドウ達と入れ違うように、今度はハルカゼがこっちに来た。
「そんなとこだ」
「完全に宣戦布告してたじゃない」
「うっせ」
「てか『俺』じゃなく、『俺達』って言えよカグラ」
「お前はそこまでじゃねぇだろ」
「ひでーなおい!? 」
「さっきのヒトタチってダレ? 」
「シンドウ アゲハとアベ アツシだよ。大会で戦ったんだけど、手も足も出なかったよ」
「む?となると、ハルカゼの力で優勝したというのか? 」
「いやー、僕途中参戦だから、あながち僕だけの力じゃないと思うよ?それよりも、ミーティングするから皆来て。ムウさんの所に向かうから」
ーーー−−
「ムウさん。相手チームの情報は? 」
「ああ。バッチリだ。今説明するから座れ」
ムウに言われた通り、俺達はベンチに座り話を聞く。がっ、内容はミーティングというミーティングではなかった。
「データをいろいろ見てみたが、正直それほど強くはない。フォーメーションは前衛一機に後衛MA、その後方に戦艦といった感じだが、似たようなフォーメーションの夢弓学園と比べるとイマイチ噛み合ってないように見えた。
チームとしてこれは大きな問題だな。
お前らの実力なら問題ないと思うが、慢心だけはするなよ?お前らもまだまだヒヨッコ同然のチームなんだ。分かったか? 」
「分かりました」
「了解ッス」
「大丈夫です」
「ふん」
「へいへい」
「ヒヨッコ……? 」
「………………大丈夫か
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