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ガンダムビルドファイターズ 〜orbit〜
全日本ガンプラバトル選手権 中高部 予選 艦隊戦
全日本ガンプラバトル選手権 中高部 予選 艦隊戦…………始動!! 前編
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て五分、十分前に来るのだ」

「時間には間に合ってんだろ」

「そういう問題ではない。それで間に合わなくなったりしたらどうするのだ? 」

「走る」

「ふざけてるのか? 」

「サクラもカグラもその辺にしときなよ」

「そうそう。時間ももったいねーし、さっさと行こーぜ」

アキザワとヒメラギが仲裁に入ったことで話は終わり、俺達は会場に行くため移動する。





ーーー――






「それで、開会式三十分前に集合して向かってきたけど、かなりの数の信号に捕まったり、二、三人ほどの人に道を聞かれたり、最終的には引ったくりを見かけて捕まえたけど、開会式に間に合わないと判断して走ってきたと?いったいどこの不幸体質の持ち主なの? 」

「うるせぇ……」

「つ、疲れた〜」

「なんでこんな目に………」

「ふぅ……ふぅ……」

「だ、大丈夫セシリアちゃん? 」

「…………ダメ」

結局走ることになり、会場に着くまでの経緯を息切れをしながら説明した。(さいわ)い時間には二分前に着いたが、今度からは十分前には集合しよう。もう走りたくない。

「さて。開会式も始まるし、早速中に入ろっか。いや〜。にしてもワンパターンだな〜」

なんの話をしてんのか知らねぇけど、今はツッコミを入れるほどの気力は残ってない。とりあえず無視しよう。





ーーー――





「………というわけで、全日本ガンプラバトル選手権 中高部を開始します。試合があるチームはすぐに準備してください」

開会式が終わり、トーナメント表を確認して観客席に移動する。

「あっ、ヨシナさん」

「む?ああハルカゼ君か。それに天之川学園の皆も」

「夢弓学園は、試合はどれぐらいあとなんですか? 」

「四試合後だ。そういう君達は? 」

「二試合後ですね〜。相手チームの情報はムウさんが集めてますし、この試合が終わったらすぐにミーティングをする予定です」

「そうか。トーナメント表を見たが、私達が当たるのは決勝らしい」

「そうですね〜。お互い負けなければ当たりますね」

「む?珍しく自信が無いように見えるが? 」

「いえ、もちろん勝つ気で挑みますよ。ただ、まだ問題がいくつかあるもので」

「その問題とは? 」

「言うわけないじゃないですか〜。弱点も含まれているんですし」

「ふっ、残念だ」





ーーー――





同時刻、ハルカゼとヨシナが話をしている間に、俺達はシンドウとアベに遭遇していた。

「シンドウ………」

「………誰だ? 」

「ブフッ! 」

「おい、そこの………え〜と、タ
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