暁 〜小説投稿サイト〜
ガンダムビルドファイターズ 〜orbit〜
全日本ガンプラバトル選手権 中高部 予選 艦隊戦
全日本ガンプラバトル選手権 中高部 予選 艦隊戦…………始動!! 前編
[2/7]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ンすると、真っ白な空間がほんの一部が、黒く染まっていった。

『ちゃんと考えててよね、レイ』

男は前と同じく、煙のように消えていった。

ピリリッ、ピリリッ、ピッ

目覚まし時計を止め、ベッドから起き上がり着替えを済ませる。

「たくっ………目覚めがわりぃ」

今日必要の物も鞄に入れ、一階へと下りる階段を歩く。

「朝飯の支度もしなきゃな。レイナの奴起きてっといいんだけど」

レイナは朝に弱い。週四のペースで起きてこないときがあるほどにだ。まあ、いつもの日課みたいなもんだ。

「レイ兄ちゃんおはよー! 」

「おはよー! 」

「今日ご飯なにー? 」

「お腹へったー」

「ご飯まだー!? 」

「今から作るからちょっと待ってろ。レイナの姿は………見当たらねぇな。俺が作ってる間に起こしに行ってくれ」

「「「「「はーい! 」」」」」

朝から子供達は元気であり、返事をすると走ってレイナの部屋へと向かった。その間にエプロンを着け、朝飯の支度をする。

「いっったーーいっ!! 」

「…………今日も通常運転だな」

レイナの叫び声が聞こえたが、無視して支度を進める。これもある意味いつもの日課だ。だから俺は気にしねぇ。

「す、すいませんレイ君。寝過ごしてしまいました」

しばらくドタバタ音が響いたが、子供達と一緒にレイナが来た。

「気にすんなよ。それよりも皿出してくれ。もう準備出来たし」

「ふふっ、分かりました。それにしても、レイ君はいいお嫁さんになれそうですね」

「誰が嫁だ。せめて主夫って言え」

取り出して貰った皿に料理を盛り付けながらツッコミを入れる。

「そういえば、今日は大会なんでしたっけ? 」

「ん、まあそうだな」

「何時からでしたっけ? 」

「十時」

「体調とか大丈夫ですか? 」

「大丈夫だ」

「忘れ物とかないですか?ちゃんとお薬を持ちましたか? 」

「ちゃんと鞄に入れたから大丈夫だ」

「もし会場に行く途中で道が分からなかったら、誰かに聞くのですよ? 」

「お前は俺の母親かっ!? 」

ツッコミを入れながらも準備も整い、テーブルへ運んで朝飯を食べる。

「今日は休日ですし、皆さんで応援に行きますね」

「別に来る必要はねぇよ」

「と言っても、もう既に皆さんに手伝ってもらい、準備は万端なんですよ。ねー皆さん? 」

「「「「「うんーー! 」」」」」

「お前はなんでこういう時だけ準備がいいんだよっ!? 」





ーーー――





「遅いわよカグラ君」

「へっへー!ビリッケツだなカグラ」

「集合時間三分前だぞ。せめ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ