全日本ガンプラバトル選手権 中高部 予選 艦隊戦
全日本ガンプラバトル選手権 中高部 予選 艦隊戦…………始動!! 前編
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ンすると、真っ白な空間がほんの一部が、黒く染まっていった。
『ちゃんと考えててよね、レイ』
男は前と同じく、煙のように消えていった。
ピリリッ、ピリリッ、ピッ
目覚まし時計を止め、ベッドから起き上がり着替えを済ませる。
「たくっ………目覚めがわりぃ」
今日必要の物も鞄に入れ、一階へと下りる階段を歩く。
「朝飯の支度もしなきゃな。レイナの奴起きてっといいんだけど」
レイナは朝に弱い。週四のペースで起きてこないときがあるほどにだ。まあ、いつもの日課みたいなもんだ。
「レイ兄ちゃんおはよー! 」
「おはよー! 」
「今日ご飯なにー? 」
「お腹へったー」
「ご飯まだー!? 」
「今から作るからちょっと待ってろ。レイナの姿は………見当たらねぇな。俺が作ってる間に起こしに行ってくれ」
「「「「「はーい! 」」」」」
朝から子供達は元気であり、返事をすると走ってレイナの部屋へと向かった。その間にエプロンを着け、朝飯の支度をする。
「いっったーーいっ!! 」
「…………今日も通常運転だな」
レイナの叫び声が聞こえたが、無視して支度を進める。これもある意味いつもの日課だ。だから俺は気にしねぇ。
「す、すいませんレイ君。寝過ごしてしまいました」
しばらくドタバタ音が響いたが、子供達と一緒にレイナが来た。
「気にすんなよ。それよりも皿出してくれ。もう準備出来たし」
「ふふっ、分かりました。それにしても、レイ君はいいお嫁さんになれそうですね」
「誰が嫁だ。せめて主夫って言え」
取り出して貰った皿に料理を盛り付けながらツッコミを入れる。
「そういえば、今日は大会なんでしたっけ? 」
「ん、まあそうだな」
「何時からでしたっけ? 」
「十時」
「体調とか大丈夫ですか? 」
「大丈夫だ」
「忘れ物とかないですか?ちゃんとお薬を持ちましたか? 」
「ちゃんと鞄に入れたから大丈夫だ」
「もし会場に行く途中で道が分からなかったら、誰かに聞くのですよ? 」
「お前は俺の母親かっ!? 」
ツッコミを入れながらも準備も整い、テーブルへ運んで朝飯を食べる。
「今日は休日ですし、皆さんで応援に行きますね」
「別に来る必要はねぇよ」
「と言っても、もう既に皆さんに手伝ってもらい、準備は万端なんですよ。ねー皆さん? 」
「「「「「うんーー! 」」」」」
「お前はなんでこういう時だけ準備がいいんだよっ!? 」
ーーー――
「遅いわよカグラ君」
「へっへー!ビリッケツだなカグラ」
「集合時間三分前だぞ。せめ
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