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SAO〜円卓の騎士達〜
Extra Edition後編
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ユイ「あのタコさんのステータスは高過ぎます! 新生アインクラッドのフロアボスを遥かに上回っています!」
アーサー「そろそろ本格的にヤバイな。」

止めだと言わんばかりにクラーケンは大きな口を開き、その中の無数の歯を蠢かせてくる。

サクマ「万事休す、か!」

そして、俺達をそのまま飲み込もうとクラーケンが飛び込んだ、その瞬間、クラーケンの目前に彼をも超える1本の巨大な三叉槍が突き刺さった。

そして、俺達の上からまたもや巨大な人影が現れ、その人物はアスナの後方である神殿入り口の目前に降り立った。
巨体を持つその人物にもHPバーが8本現れ、さらに名前も出現した。
その名は〈Leviathan the Sea Lord(リヴァイアサン・ザ・シー・ロード)〉、旧約聖書にその名を記す海の怪物、そして海の王を冠する者だった。

リヴァイアサン「久しいなと言っておこうか、古の時代よりの友よ。 相変わらず悪巧みばかりしているようだな。」
クラーケン「そういう貴様こそ、いつまでアース神族の手先に甘んじているつもりだぁっ? 海の王の名が泣くのではないのかぁっ!?」
リヴァイアサン「私は王であることに満足している。 そしてここは私の領域、それを知りながらも戦いを挑むのか、深淵の王よ?」
クラーケン「今は退かねばなるまい、だが、儂は諦めるつもりはないぞぉっ! いずれは御子の力を我が物とし、忌々しい神々に生ける者の鉄槌を下す時まではぁぁぁぁっ!!」

会話が終わり、クラーケンは巨体を背後に滑らせるとそのまま深海の奥底まで降りて行った。
全員揃ってリヴァイアサンの方へ振り返ると、彼は片膝をついて話しだした。

リヴァイアサン「その卵はいずれ全ての海と空を支配するお方のもの。 新たな御室(みむろ)に移さねばならぬ故、返してもらうぞ。」

リヴァイアサンが言い終えた同時に彼は手を出して輝かせ、アスナの腕の中にあった卵が消えた。
それが終わると俺の前にはクエストクリアを示す『Congratulations!!』のウインドウが出現した。

コジロウ「これでクリアなんですね。」
ユージオ「なんか良く分からなかったけど。」
リズ「私、小父様とタコの話しについていけなかったわ。」
リヴァイアサン「いまはそれで良い。」

他のみんなも似たような反応であるが、リヴァイアサンが最後に言ったことで俺たちは自ずと沈黙することになった。

リヴァイアサン「さて、そなたらを国まで送ってやろう。」
サクラ「送るって、」
アリス「どうする気なのですか?」

直後に俺たちを影が覆い尽くした。
上を見上げてみると、そこには、

全員「「「「「「「「「「えぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!?
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