Extra Edition後編
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aken the Abyss Lord(クラーケン・ザ・アビス・ロード)〉となった。
そして最後にHPバーが現れる。
その数七本。
アーサー「くそっ、深海の王者、クラーケンかよ。」
クラーケン「我を拒む結界が張られた神殿から、良くぞ『御子の卵』を持ち出してくれた! さぁ、それを我に捧げよぉ!」
キリト「はっ、お断りだ! この卵は俺達で元の場所に戻させてもらう!」
クラーケン「愚かな羽虫めが、深海の藻屑にしてくれるわぁっ!!」
アーサー「来るぞ!」
まずはクラーケンが先制で八本ある触手の内の二本を叩き付けてきた。
それはアーサーとヒースクリフの二つの壁によって受け止められる。
その間に俺達はクラーケンの周りを囲み、胴体を攻撃しようとする。
それをクラーケンは触手で防ごうとするが、その触手ごと切る。
が、
クラーケン「効かぬわぁっ!」
前衛全員「「「「「なっ!?」」」」」
クラーケンの言葉通り、俺達が攻撃した触腕の部位は瞬時に再生した。
さらに追撃を行うべく、水中を泳ぎ回る俺達に向かって5本の触腕が襲い掛かってきた。
空を飛ぶ要領で水中を高速で泳ぎ、俺達は回避を続けるものの、
やはり地上や空中とは勝手が違うせいか動きが鈍ってしまうらしい。
即座に反転し、その勢いを利用して攻撃の威力を高め、ギリギリのところで攻撃は防いでいる。
アーサー「シンタロー! こいつを吹き飛ばせるくらいの大型魔法、撃てるか!?」
シンタロー「撃てるけど、詠唱の間は回復できなくなるぞ!」
アーサー「それは大丈夫だ! 全員一回下がれ! 俺とヒースクリフで時間を稼ぐ!」
クラーケン「たかが二人で我の攻撃を防ぐだとぉ!? 笑止! そこまで死にたいのなら、貴様等から殺してやる!」
俺達は一旦、アーサー達の後ろに下がり、ポーションでHPを回復させる。
アーサーとヒースクリフ、SAOでは攻略の双翼とまで言われた二人は綺麗に攻撃をさばいていく。
シンタロー「準備出来たぞ!」
その声に反応して、アーサーとヒースクリフが大きく後ろに跳び、クラーケンから距離を取る。
クラーケンにシンタローから放たれた大きな火球が飛んでいく。
ドゴォォォォーーン!!
大きな爆発音が響き、煙が上がる代わりに大きな水泡が沢山出来る。
シンタロー「これで死にはしないが、大ダメージは通ったはず。」
クラーケン「くっふふふふ、まともに当たっていればな。 中々危なかったぞ。」
シンタロー「なっ!?」
クラーケンは今の魔法を触手を盾にして防いだようだ。
胴体に当たっていれば大ダメージだったが、再生が可能な触手ではそう大きなダメージは与えられないようだ。
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