Extra Edition後編
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真珠のある場所へと辿り着いた。
ユイ「わぁ〜、本当に大きいですね〜。」
ユージオ「こんなに大きな鉱石系アイテムは滅多に無いからね。」
リズ「・・・どれくらいで売れるかしら。」
サクマ「おい、リズ、」
モモ「あ〜、でも私この真珠普通に欲しい。」
ヒビヤ「おばさん、駄目に決まってるでしょ。」
ヒヨリ「ヒービーヤー?」
マリー「綺麗だね。 セト。」
セト「そうっすね。 マリー。」
クライン「罠とかねぇだろうな〜?」
アリス「そうですね。 見た感じではないですけど。」
エギル「良く調べてみた方がいいかもな。」
フィリア「ん〜、私のスキルには罠の反応は無いよ。」
アーサー「よし、それじゃあ運び出すか。 俺が運ぶから、みんなガードよろしく。 特にまだ盗賊が出てきてないからな。」
真珠を運んでいたからなのか、モンスターのポップ率やらエンカウント率が増したようで、戦闘が多かったもののみんなが上手く迎撃してくれたので無事に神殿内から脱出することが出来た。
クライン「俺は当分、エビやカニは見たくねぇ。」
エギル「イカとタコもな。」
カノ「ついでにサメと貝も。」
神殿を出たところで座り込む三人
アーサー「そう言えば、結局盗賊なんて出てこなかったな。」
サクマ「てっきり真珠のすぐそばにいると思っていたが。」
リーファ「神殿内にもいなかったしね。」
フィリア「それより、この真珠が置いてあった場所って、祭壇って言うより巣、みたいだったよね。」
アーサー「巣、ねぇ。」
アスナ「ね、ねぇ、ちょっとその真珠貸して。」
キリト「ん? どうした?」
アスナ「ちょっと気になる事があって。」
そう言うと、アスナは真珠を太陽の光にかざして見た。
すると、真珠が透けて、中に何か生物がいた。
コジロウ「これは、、真珠じゃなくて、卵?」
アルゴ「ちぃ、そう言うことカ! あの爺さんに一杯喰らわされタ! 俺っち達が盗賊だったんダ!」
アーサー「って、事は、」
老人「どうかしたかの? 地上の妖精達。 その真珠を早く渡してくれぬか?」
ユージオ「あなたみたいな嘘つきに渡しはしない!」
老人「渡さぬというのならば、力ずくで奪い取るまでよぉっ!!」
アーサー「っ、戦闘陣形! アスナとユイ、メカクシ団は一番奥まで下がれ!」
アスナに真珠を持って貰ったまま、奥に下がらせる。
老人は己の姿を変貌させる、長く蓄えていた髭は吸盤を備えた8本の触腕に変化し、体は大きく膨れ上がると巨大な軟体生物になり、その姿はまさしく巨大なタコだ。
そして、『Nerakk』となっていたスペルの順番が入れ替わると、『Kraken』となり、さらに追加されることで〈Kr
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