Extra Edition後編
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のは分かったんだが、詳しい内容はな〜。 アルゴの情報には何か引っ掛かってないか?」
アルゴ「確かに大型水棲モンスターは出るんだガ、それが何かなのは分からないんダ。 鯨の他に、蛸、水龍とかの情報も上がっててどれが本当なのか分からなイ。」
アーサー「どちらにしろ運に頼る形になるけど、今回はそれに賭けるしかないさ。 ま、何にせよ行けば分かるさ。」
遊んでいる女性陣に声を掛け、俺達は準備をする。
いつもの戦闘服に装備を変え、レイドパーティーを組んでから俺たちは海底神殿のある座標へと飛行して向かった。
座標付近に辿り着いたことで神殿のある場所が光を放っていることにクラインが気付き、全員で頷き合う。
アスナ「それじゃあ、《ウォーターブレッシング》の魔法をかけるね。」
シンタロー「じゃ、俺も。」
ウンディーネであるアスナと完全後方支援型にビルドを変えたシンタローが水中補助の魔法のスペルワードを詠唱し、俺達に魔法をかけた。
そして俺達は一斉に水中へと駆け抜けた。
水中は泳ぐというよりも飛行するという感じだが、スグにとってはそうでもないようだな。
途中、スグが溺れそうになったが、アスナとコジロウが彼女の手を引くことでなんとかなった。
そして、俺達は海底神殿をこの目にした。
アスナ「凄いわね。」
アリス「ええ、如何にもなにかありそうな感じが特に、」
ユージオ「ん、神殿の入り口付近、誰かいるよ。」
クライン「海中で困っている人なら人魚と相場は決まっている!」
そう言いながらクラインがかなりのスピードでその誰かの所に向かう。
クライン「何か、お困りですか? お嬢さ、ん!?」
アーサー「残念だったな。 人魚じゃなくて。」
その人が人魚ではなく老人だと分かったクラインがピキィ!、という音と共に固まった、気がする。
名は『Nerakk』だから、読みは『ネラック』か?
いや、だがこの名前、どこかで見たような。
キリト「どうしました、ご老人。」
気にしつつも一応、礼儀を正して訊ねてみるとクエスト受注ウインドウが出現した。
クエスト名は『深海の略奪者』というものらしく、話しを進めるために受注する。
老人「おぉ、地上の妖精たちよ。 この老いぼれを、助けてくれるのかい?」
そう言って老人は話を始めた。
古い友人への土産物を、この神殿を根城にしている盗賊に奪われてしまったとのことで、それを取り返してほしいらしい。
奪われたものはかなりの大きさの真珠とのこと。
リズ「お、おおきな真珠なのね。」
キリト「この前みたいに売り飛ばしたりするなよ。」
リズ「し、しないわよっ!? あの後散々怒られて反省しました!」
リー
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