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SAO〜円卓の騎士達〜
Extra Edition前編
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ドクエストの達成、茅場のアカウントを借りた和人の攻撃、仮想課の面目が丸潰れだな。」
菊岡「耳が痛いけど、それについては釈明のしようもないし、するつもりもないよ。 本当に情けない話しだが、何も出来なかったのは確かだからね。 あ、そうだ。 龍也くん。 参考までに洗脳について経験談を、」
龍也「え? 何? ボッコボコにされたいって?」
菊岡「い、いや。 何でも無い、です。」

ふと、気付いてみれば日が傾き、夕焼けとなっている。端末の時計を確認してみれば既に夕方の6時前だ。

家を出たのが朝9時半だからな。
って全然、善処してねぇ。

和人「俺達が話せるのはこんなところだ。 もういいか? と言うかさっさと帰らせろ。」
菊岡「ありがとう。 色々と参考になったよ。 そうだ、余ったお菓子は持って行くといいよ。」
和人、龍也「「なら遠慮なく」」

俺達は余っていた5つほどの菓子類を持って椅子から立つ。

和人「じゃ、またな。」
菊岡「あぁ、また。」
龍也「茅場によろしく伝えといてくれ。」

そう言って俺達はカウンセリング室を後にし、皆の居るプールに向かった。

〜side out〜

〜龍也 side〜

菊岡のカウンセリングという名の一種の事情聴取を終えた俺達は校内から出てプールへと足を向けた。
既に夕焼けに染まっている空の下、本来は鍵が掛けられているが今回は俺が生徒会長に許可を得ているので開いており、そこを通ってプールへと着いた。
眼前の飛び込み台の傍には明日奈たちが水着を着て後ろ姿を向けており、その反対側にはスグが1人でプールの中に居る。
浮き輪どころかスイミングボードすらその手には無い。
おいおい、まさか。

明日奈「それじゃ、25mに挑戦いってみよう!」
直葉「はい!」

マジか運動神経が良いのは知っているが、スグのやつ1日で泳げるようになったのかよ。
幸い、拓真たちもスグの事に集中しているお陰で俺には気付いていないので、このまま気配を自然に馴染ませ、気付かれないようにし、後輩(?)の練習成果を見せてもらうことにした。

明日奈「よ〜い、、スタート!」

明日奈の掛け声と共に泳ぎ始めるスグ。
フォームは綺麗で水を蹴る脚の動きにも無駄が少なく、すいすいと綺麗に進んでいく。
5m、10m、15mと留まる事無く進んでいき、20mを超え、25mへと到達した。

直葉「ぷはぁっ、やりましたー!」
里香、珪子「「やったー!」」

25mを泳ぎ切り、顔を上げて喜びの声を上げた瞬間、里香と珪子も歓声を上げてプールに飛び込んだ。
ふと、その時、少し良いことを思い出した俺は和人を連れて荷物置き場に向かう。

今日、この
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