第五十話 世界樹の上へ
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トレア「私達は、一度、メモリーに、戻るから、心配しないで。」
「「「「「ユイ(ちゃん)、ストレア(ちゃん)!!!」」」」」
俺達は同時に叫んだ。
周りを見渡しても、ユイとストレアの姿は何処にもなかった。
凄まじい重力が襲った。
俺以外は倒れ込み、俺は片膝を突いた。
その時だった。
粘付くような笑いを含んだ、甲高い声が暗闇の中に響き渡った。
オベイロン「やぁ、どうかな、この魔法は? 次のアップデートで導入する予定なんだけどね、ちょっと効果が強すぎるかねぇ?」
それから須郷は、くっくっくと嘲笑った。
俺は唸り声で叫んだ。
キリト「須郷っ!!」
オベイロン「チッチッ、この世界でその名前はやめてくれるかなぁ。 君らの王に向かって呼び捨ても戴けないね。 妖精王、オベイロン陛下と、そう呼べっ!!」
頭を強く打ち付けられた。
須郷の片足が、俺の頭に載せられていた。
圧し掛かる重力に耐え切れず、俺は床に押し付けられた。
「「「「「キリト(君)!!」」」」」
オベイロン「おぉっと、君が英雄の一人、キリト君かぁ。 くっくっく、ならコイツと君達を戦わせるのは面白いかもねぇ。 システムコマンド、ペインアブソーバーをレベル4に。 おい!」
須郷が誰かを呼ぶ。
そうすると、須郷の後ろから誰かが近寄ってきた。
仮面を着けた一人のプレイヤー。
禍々しい黒と紫色の装備を着ている。
俺はその姿に見覚えがあった。
信じたくは無いが、
サクラ「アーサー、?」
〜side out〜
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