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SAO〜円卓の騎士達〜
第四十五話 地底湖での戦い
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に、重戦士たちに向かって横薙ぎに叩きつけたが、三人のサラマンダーは武器を振りかぶることもせず、右手の盾を前面に突き出して体を隠し、攻撃に耐え切った。
三人のサラマンダーのHPバーは、揃って一割以上減少している。
だがそれも束の間、後方からヒール詠唱が響き、三人のサラマンダーのHPバーを瞬時にフル回復させた。
大型シールドの後方から、オレンジ色に光る火球が次々に発射され、俺が居る場所に向かってくる。

キリト「マジかっ!」

俺はそれをバックステップで避けていく。
その隣をアリスとユージオが突進していく、恐らくギリギリ魔法の当たらないコースを通っているのだろう。

アリス、ユージオ「「はあっ!!」」

二人で同時に盾装備のサラマンダーの真ん中の奴を突きで攻撃する。
この相手の陣は恐らく対ボス用。
それゆえに前の三人を同時に攻撃しようとするなら一人に与えられるパワーは3分の1となり、ろくなダメージは入らず、すぐに回復され、魔法によって攻撃される。
この陣を崩すなら前の三人の内、一人に狙いを定め、そいつから壁を崩していけば良い。
一度崩れた壁はそこを中心に周りも崩れていく。
よって、アリスとユージオがその壁の穴を作り、そこから崩す。
そして、出来た穴にサクマとコジロウが入って相手を中から倒していく。
コイツら対人戦は大した事無さそうだし。
俺も参加しよ。

そして、数分後、こちらの被害は全く無く、サラマンダーは最後の一人になった。

リーファ「さぁ、誰の命令か吐いてもらうわよ!!」

男は顔面を蒼白にしながら首を振った。

「こ、殺すなら殺しやがれ!」
リーファ「この……!」
アリス「リーファ、少し見ててください。」

アリスが前に出て、男と交渉する


アリス「もちろん、タダでとは言いません。 先程の戦闘で貴方の仲間がドロップした金、アイテムは全て差し上げます。 それで如何でしょうか?」

男は、死亡した仲間のサラマンダーがセーブポイントに転送されたのを確認してから口を開いた。

「マジ?」
アリス「取り引きで嘘はつきません。」

男は、話し出すと饒舌であった。

「今日の夕方かなぁ、ジータクスさん。 あ、さっきのメイジ隊のリーダなんだけどさ、あの人から携帯メールで呼び出されてさ、俺飯食ってたから断ろうと思ったら強制だっていうじゃん、で、入ってみたら二十ちょいを十何人で狩る作戦だっつうんだよ。 バカかよって思ったんだけどさ、昨日カゲムネさんをやった相手だっつうし、その大体半分はニュービーだっつうからなるほどなって。」
ユージオ「そのカゲムネさんってのは?」
「ランス隊の隊長だよ。 シルフ狩りの名人なんだけど
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