第四十二話 囚われた者達
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まで手を焼いてきたが、それも今日までだ。」
アーサー「あ?」
オベイロン「ついに! 僕の研究は完成した! 君にはその最初の被験者になってもらう。」
その言葉の意味が分かったとき、俺は初めてコイツに恐怖してしまった。
アーサー「てめぇ、まさか、」
オベイロン「そのまさかさ。 三百人の元SAOプレイヤーのお陰で僕の脳の研究は九割九分完成した。 後は最後の調節だけさ。 君はこれから僕の従順な下部となる。」
アーサー「俺を、操ろうって言うのか?」
オベイロン「その通り。」
ここで何を言っても無駄。
時間稼ぎにもならない。
なら、一旦諦めてキリト達を信じて待つのが最善策。
アーサー「いいぜ、やれよ。」
オベイロン「ほう、意外だな。 てっきり僕は泣き叫んで許しを乞うのかと思ってたよ。」
アーサー「基本的に無駄な事はしない主義なんでね。 足掻いたって無駄だろ?」
オベイロン「なら、望み通りにしてあげるよ。」
そう言ってオベイロンは何処からかヘルメットのような物を取り出した。
それが俺の頭に被せられる直前、
アーサー(キリト、サクラ、サクマ、コジロウ、シンタロー、信じてるからな。)
そう念じた直後、俺の視界がブラックアウトした。
〜side out〜
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