第四十一話 妖精の世界
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に残ったのは、俺達とユイだけになった。
サクマ「良い妹持ったな。」
キリト「あぁ。 まったくだ。」
俺達は、カウンターでチェックインを済ませ、階段を上がる。
俺達は、リーファの言葉に従って《すずらん亭》の二階でログアウトすることにした。
部屋に入りログアウトボタンを押せば即現実に復帰できるはずだったが、ゲーム内と現実世界に情報の差がありすぎると、現実に復帰した時に不快な酩酊感を覚えるのだ。
なので、俺は《寝落ち》を試してみるべく、武装を解除するとベットに腰を下ろした。
ユイも空中をぱたぱたと移動し、くるんと一回転したかと思うと、本来の姿に戻って床に着地した。
ユイは両手を後ろに回すと、僅かに俯きながら言った。
キリト「明日まで、お別れですね、パパ。」
キリト「そうか、ごめんな。 せっかく会えたのにな」
ユイ「あの、」
眼を伏せたユイの頬が僅かに赤く染まった。
キリト「パパがログアウトするまで、一緒に寝てもいいですか?」
キリト「おう。 いいぞ。」
〜side out〜
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