第四十話 アバター
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〜和人 side〜
家に帰り部屋に戻った俺と直葉は、先程、茅場から受け取ったゲームパッケージ、《アルヴヘイム・オンライン》をバックの中から取り出した。
直葉「この中に龍也先輩、それだけじゃなくて三百人もの人がいるんだよね。」
和人「あぁ。 そのはずだ。」
俺は説明書を取り出す。
直葉「お兄ちゃんはどの種族にするの?」
和人「うーん、、このスプリガンにしようかな。」
直葉「えぇー?」
和人「な、なんだよ。」
直葉「不人気種族の第一位だよ。」
和人「何だ、そんなことか。」
直葉「そんなことって。」
直葉は苦笑いをして言った。
直葉「まあ、どの種族にするかはお兄ちゃんの自由だから良いけどね。 あ、何か聞きたいことあったら何でも言って。」
そう言って直葉は部屋から出ていった。
〜side out〜
〜シンタロー side〜
アジトに戻って来て最初に考えたのは
シンタロー「どの種族にしようかな。」
それだった。
取り合えず自分に合った種族を調べるために携帯を開き、ネットで調べる。
シンタロー「とりま、援護に回りたいから魔法が得意なのは、インプとウンディーネか。 へぇ、弓が有るのか。 だったらメインそれに変えよっかな。 だとしたら、弓のセオリーは、シルフかノーム。 うーん。」
しばらく考えた後、
シンタロー「よし、インプで行こう。」
そう決めた。
モモ「お兄ちゃん、一人でブツブツ言っててキモいんだけど。」
シンタロー「そこまで言わなくて良いだろ。 ところでお前は種族どうするんだ?」
モモ「一瞬で決めたよ。 音楽妖精のプーカ! やっぱりこれだよねー。」
そしてメンバー全員に聞くと、
キドは俺と同じインプ、カノはスプリガン、セト、マリー、コノハはシルフ、エネはウンディーネ、ヒビヤはケットシー、ヒヨリはプーカだった。
〜side out〜
〜拓真 side〜
拓真「さて、種族はどうするかな。」
佑真「俺はウンディーネにしようと思うけど、兄貴は?」
拓真「・・・サラマンダーかな。」
佑真「あっそう。」
〜side out〜
〜ユージオ side〜
ユージオ「アリスは種族どうするの?」
アリス「うーん、シルフも良いけどケットシーも捨てがたいし、ユージオはどうするんですか?」
ユージオ「僕はウンディーネにしようと思ってる。」
〜side out〜
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