暁 〜小説投稿サイト〜
Aqours
津島善子@
[1/2]

[8]前話 [1] 最後
「花丸ちゃん早速1人落としたみたいだね」

「鞠莉さん落としたずら」

「近くにまだ善子さんが居るのですよね?」

「居るけどシューターはマルの苦手なタイプずら」

桜内隊隊室
「ごめんやられちゃった」
鞠莉が申し訳なさそうに無線で他のメンバーに伝えた。
「大丈夫よマリーの仇は必ずこのヨハネが取るわ!」

「あとは私たちに任せてゆっくり休んでて」
二人の言葉に鞠莉はわかったわと返してソファに座り込んだ。

花丸達が攻防している間にひっそり渡辺隊が合流していた。
千歌、曜少し離れた建物にルビィ
3人は陣形を保ったままその場から動こうとはしなかった。
それもそのはず
近くにダイヤと果南の反応がレーダーに移されているから。

「来るよみんな準備いいね?」
オペレーターの穂乃果が二人の接近を知らせた。

「ハウンド」
家屋の隙間から無数の弾丸が降り注いできた。

どこからともなく打たれたハウンドはその場をゴリゴリと削っていった。
弾丸が止むとあたりは土煙に支配された。

「ありゃダメージ無しか」
土煙の中から二人の人影が現れた。

「来た」

「行くよ、千歌ちゃん」

「うん」
2人は右手にスコーピオン
左手にハンドガンタイプのアステロイドを起動させた。

「果南さんサポートよろしくお願いしますね」

「任せて」
ダイヤは弧月と呼ばれる剣タイプのトリガーを起動させた。
果南もそれに合わせてトリオンキューブを出した。

ダイヤと果南が渡辺隊と戦闘が始まったことを絵里に知らされた花丸はダイヤたちのもとに急いだ。

善子も花丸を追うようにその場に向かい始めた。
「よっちゃん?今何処?」
「ダイヤたちの所に向かってる」
「そう、私もすぐそっちに行くわね 」

桜内隊の2人も合流しようとしていた。

「どうしたのです?その程度ですか?」
ダイヤの弧月での一閃が曜の左手を捉えた。

「曜ちゃん!?」

「これくらい平気!」
千歌は曜の前に出てスコーピオン二刀流に構えた。
「曜ちゃん私がやる。ルビィちゃん、行くよ」

「はい!」
ルビィはスナイパートリガーの中でも最大威力のアイビスを起動させた。

ルビィが照準を合わせアイビスの引き金を引いた。
その瞬間。
「グラスホッパー 」
千歌の頭上から花丸がグラスホッパーで自らを回転させとてつもなく速く千歌に襲いかかった。
スコーピオンが千歌のトリオン供給部を見事貫いて見せた。
「2人目ずら」

「ここで……?そんな……」
千歌は曜に手を差し伸べるかのようにしてベイルアウトしていった。

バギィィン!!!!
千歌のベイルアウトと同時に果南の足元でアイビスを防ぐ凄まじい炸裂音が響いた
[8]前話 [1] 最後


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ