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国木田 花丸@
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「ついに始まりましたわ!わたくしたちのデビュー戦!!行きますわよ!皆さん!!」
ダイヤが無線を通して隊員に言葉をかけた。
「わかってるずら 」

「あんま気負い過ぎないでね?」

勝負は以外にも早く展開が訪れた。
「花丸ちゃんの転送位置のすぐ側、桜内隊の津島善子ちゃんが居るから気をつけて」

「りょーかいずら」
花丸はそう言うと一気に臨戦態勢にはいった。
(バックワーム起動)
「スコーピオン起動」
スコーピオンを両手に起動させ、バックワームを纏いレーダーから身を隠す。
「絵里さんマルの向かってる方向に善子ちゃん居ますか?」

「ええ、そのまま直進100mおそらく次の四つ角で接触になるわ」

「りょーかいずら」


「国木田隊員すぐに津島隊員の元に駆け寄りましたね」
「そうやな、確かあれやろ?津島言ったら二宮さんに面倒見てもらってる子やろ?早めに潰しておくのもええやろ。さすが俺の弟子や」
月見の実況に生駒がドヤ顔で答えるとそれに三雲が反応した。
「え、二宮さんの弟子……?」
「そうや?」
「あの人弟子とか取るんですね...」

海未が善子に状況を、報告した。
「善子さん、150m先の四つ角で国木田さんと衝突すると思われます」

「思われる?」

「こちらに気づくのが早かったんでしょうか、バックワームを着てレーダーから逃れてますね」

「そう、わかった」
海未との通信を終えると善子はトリガーを起動した。
「アステロイド」
右手からかなり大きなトリオンキューブが現れた。
「アステロイド 」
左手にも同等の大きさのトリオンキューブ。

「マリー?」
善子は鞠莉を呼んだ。
「オーライ、見えてるわ構えてすぐ接触よ。私が崩すから決めてちょうだい」
そう言うと鞠莉はスナイパートリガーの中でも射程の長いイーグレットを起動させた。
(距離でいえば850mってとこかしら?)
マンションの一室から静かに花丸を見据えた。
バックワームを着てスコーピオンを構えた花丸が一直線に四つ角向けて走っている。
「善子!」

その一言が。

その一撃が。

観戦している皆から言葉を無くした。
鞠莉は引き金を引いた。

ズドォォン!!
凄まじい炸裂音がしたかと思えばすぐに花丸の目の前までイーグレットから放たれた弾丸が飛び込んだ。

「ずら!?」
咄嗟の判断だった。

グラスホッパーを起動しすぐさま上に回避をした。
先程放たれた弾丸で射線上一直線にあった家が大きく破壊されていた。

イーグレットは射程が長くそれなりに威力もあるスナイパートリガー。
だが、いくら威力があると言っても家を粉砕しながら放たれる弾丸なんてありえない。常識でなら。
使用者のトリオン量に応
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