205部分:第二十七話 紅の毒その九
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した」
そしてこんなふうにも言うのだった。
「紅薔薇を」
「まさか薔薇に毒が仕込んであるなんて」
「噂には聞いていたがな」
「ああ、そうだな」
青銅の者達はここでまた顔を見合わせ言い合うのだった。
「ピスケスの黄金聖闘士は花を使うってな」
「それはこういうことだったのか」
「そしてそれで教皇の間までの最後の部屋を護る」
「だよな」
「教皇の間に邪な者が辿り着くことはできません」
アフロディーテの今度の言葉は断言であった。
「何人たりともです」
「この紅薔薇によってですね」
「そうです。では」
ここで話が終わったのだった。
「また。向かいましょう」
「はい、それでは」
「また」
インプ達をそのロイヤルデモンローズで一蹴したアフロディーテは他の聖闘士達を連れまた武漢に向かうのだった。戦いはまだはじまったばかりであった。
第二十七話 完
2009・4・28
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