第三十四話 地下迷宮
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られていく。
サクラ「やあぁぁぁ!!」
その時サクラがボスの背後から攻撃した。
その後ろにキリトとアスナがいる。
シンタローとアヤノは安全地帯で転移結晶を取り出してユイに渡している。
おそらく離脱するのだろう。
アーサー「ばっ、何やってんだ!? さっさと行け!」
サクラ「やだよ! アーサーだけにやらせないからね!」
キリト「ギルドマスターを置いてくわけにはいかないだろ!」
アーサー「っ、まったく、筋金入りのバカだなお前ら。」
アスナ「アーサー君にだけは言われたくないけどね。」
アーサー「俺が攻撃を弾く! その隙に攻撃しろ!」
その後上手くボスと戦っていたが絶対的に人数が少ない。
特に壁役が、
アーサー「がっ!」
ボスの攻撃を弾き損ね吹き飛ばされる。
そこで危険になるのはその時前にいたキリトとアスナの二人だ。
アーサー「二人とも逃げろ!」
俺が叫ぶがボスはすでに攻撃のモーションに入っている。
これは逃げられない。
そう思ったとき、視界の端に二人分の影が見えた。
ユイとストレアだ。
アスナ「ゆ、ユイちゃん!?」
キリト「ストレア!?」
二人はボスの前に立ち動こうとしない。
ボスの攻撃が二人に迫る。
が、その攻撃が当たることは無かった。
ストレアが出した手のひらの直前で紫の障壁が展開し、ボスの攻撃を受け止めている。
そこに書いてあったのは〈Immortal Object〉、破壊不能を意味するプレイヤーに付加できるはずの無い表示。
そして、ユイが飛び上がり手のひらから出た炎の巨大な剣を使ってボスを攻撃するとボスは消え去った。
ユイ「パパ、ママ、思い出したよ。 全部。」
ストレア「団長さん、サクラちゃん、私も。」
悲しげな表情をしながら二人はそう言った。
〜side out〜
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