第三十三話 第一層へ
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してもこの人数なら逃げられる!」
アーサー「逃がすと思ってんのか?」
アーサーが男の1人の腕を掴み光の渦の中に投げ込む。
「クソ! 転移、!?」
アーサー「だから逃がさねぇって言ってんだろ!」
転移結晶で逃げようとしている奴の手からクリスタルを奪い、投げ捨てる。
そして、ソイツも光の中に投げ込む。
そして数分するとチンピラ達は一人残らず牢獄エリアに送られた。
アーサー「ふう。 ったく。」
ギン「アーサー兄、ありがとう。」
アーサー「別に普通の事だろ?」
ギン「うん!」
一件落着かと思われたその時。
ユイ「・・・みんなの心が、」
アスナ「ユイちゃん?」
ユイの行動にアスナが気が付いたとき
ユイ「私、私、ここには、いなかった。 ずっと、1人で、暗いとこにいた。」
そう言ってユイは急に叫びだした。
そしてノイズのようなものが走る。
ストレア「ぐ、あ、ああぁぁぁ!」
アーサー「ストレア!?」
ストレア「あ、頭が、痛い。」
そのノイズとほぼ同時にストレアが頭を抑えて苦しみ出す。
そして、ユイが倒れると同時にノイズが止み、ストレアも倒れた。
俺がユイを、アーサーがストレアの体を抑えた。
キリト「何だったんだ、今のは?」
アーサー「とりあえず教会まで運ぼう。」
二人を教会まで運んだがその日は起きなかった。
そして次の日、二人は起きた。
ユイは昨日の事を覚えていないようだった。
ストレアに色々聞いてみたがあのノイズの謎を解く鍵になるようなことは一切分からなかった。
と、そのとき
アーサー「誰か来るな。 三人。」
サーシャ「え、お客様かしら。」
来たのは軍のキバオウ、ディアベル、ユリエールだった。
アーサー「どうした、幹部が揃って。 軍にはこの後行こうと思ってたが。」
キバオウ「出来れば早く相談したいことがありましてな。」
キリト「相談したいこと?」
ディアベル「ギルドマスターを助けて貰いたいんだ。」
アーサー「詳しく聞かせろ。」
ユリエール「実はこの一層の地下で新しいダンジョンが見つかりまして、そのダンジョンにシンカーが率いる選抜隊が入ったのですが中にいるモンスターが強かったらしく逃げ帰ってきたんです。 ですがその時シンカーが一人残されダンジョンの最深部にいるんです。 私たちも救助隊を向かわせましたがモンスターの強さに失敗し未だに助けられて居ないんです。」
アーサー「シンカーは無事なのか?」
キバオウ「どうやら安全地にいるようでHPは全く減っておらへん。」
アスナ「モンスターのレベルはどれくらいなんですか?」
ディアベル「六十層レ
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