第三十二話 少女
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うよ。」
キリト「ああ。」
そして少女のそばに駆け寄っていく。
少女は倒れていた。
どうやら眠っているみたいだ。
キリト「うーん。 でもまぁ、消滅していない、っ事は生きているって事だよな。 しかしこれは、相当妙だぞ。」
アスナ「確かに。 カーソルが出ないもんね。」
キリト「取り合えず家まで運ぼう。」
そして俺達は少女を家まで運んだ。
キリト「で、ここまで連れてくることが出来たならNPCでは無いわけだ。」
アスナ「うん。 そしてクエストフラグも出ないし。」
キリト「何かのバグ、なのか?」
アスナ「そうとしか考えられないよね。」
キリト「取り合えずギルドに知らせとく。 情報が有ったら教えてくれるはずだ。」
アスナ「うん。 あと、この子が起きたら始まりの街に行こうか。 迷子の情報とかはほとんどあそこに集まるし。」
その日少女が起きることは無かった。
そしてその翌日、俺が先に起きてリビングで新聞を読んでいると、
アスナ「キリトくん! ちょっと来て!」
アスナの呼ぶ声が聞こえた。
焦っているようなので急いで向かうと、
アスナ「この子が私の起床アラームに合わせてハミングしてるの。」
そう言われて耳を澄ますと確かにハミングをしている。
キリト「もしかしたら起きるかもしれない。アーサー達を呼ぼう。」
アスナ「そうね。」
そして、アーサー達が来る少し前にその子は目を覚ました。
〜side out〜
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