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第二章:放課後のラグナロク/太陽のSURVIVE
MirrorY:覚醒の予兆/龍姫の行方
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イッセー視点


ロキの襲撃があった翌日、俺の家の地下に皆集まっていた。

面子は俺達グレモリー眷属と教会組、アザゼル先生にバラキエルさん、シトリー眷属―――
そして、ヴァーリチームと、フェンリルの攻撃で重傷を負い、いまだ意識がない翔一だ

「翔一……」

「翔一、死なないで……」

オーフィスとティアマットさんはいまだに目覚めない翔一が寝ているベットで
翔一を見守っていた

皆翔一のことが心配だ…しかしアザゼル先生が話しを始める

「先ず先にヴァーリ。俺達に協力する理由は?」

それは俺達にとっては聞いておきたい話だ。
こいつらが俺達に協力する理由が知りたい。
余りにも不気味すぎるぜ。

「ロキとフェンリルと戦ってみたい…… それが最初の目的だったんだがな。
しかし、銀龍姫が謎の暴走…そして翔一がフェンリルの一撃を食らい重傷、目が覚めないまま
今は、この状況を打開することに協力するこの理由では不服か?」

それを聞いた先生は、怪訝そうに眉を寄せていた

「確かに今の状況を打開することに関しては同意見だ…しかしなんでお前がこの状況を
打開しようとする?そこのところお前の考えがわからん」

確かになんでヴァ―リが翔一を助けようとする?

「まあ………彼にはちょっとしたことがあってね。それだけだ」

「まあ、協力してくれるならありがたい」

「それに俺はそちらと組まなくても戦うつもりだ。組まない場合でも俺たちなりに行動させてもらう」

「ま、サーゼクスも悩んでいたみたいだが、旧魔王の生き残りであるお前からの申し出を無下に出来ないと言ってな。甘い奴だが、俺もその方が懸命だと思うよ」

「納得出来るかは別だけど」

部長が先生の意見にそう言う。
魔王がよし、て言ってるから部長も強く言えないんだろう。

会長も了承はしていた。
二人共かなり不機嫌だけど。

「さて、ロキとフェンリル対策と…言いたいところだが、翼についてだが
はっきり言おう、今の翼は、翼ではない」

どうゆうことだ?今の翼は翼じゃない?一体………

「この様子だと理解できていないらしいな…これを見てみろ
念のためあの場に、偵察型の魔方陣を設置してな、」

するとアザゼル先生が大きな魔方陣を展開しそこから映像が流れる

ゴォォォォォォォォォォォォォォ…………

映像には俺たちが見た黒と銀のオーラに包まれた翼がいた
そして時間がたつにつれオーラが静まっていった。さらにそれと同時にオーラに包まれていた
翼の姿が……っ!?なんだあの姿は

「何なの…翼のあの姿は……」

部長が同様と驚きに包まれた声でつぶやく

そう…そこにいたのは

あの銀色のよろの姿の翼ではなく
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