1章旧校舎のディアボロス
1話駒王学園
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わった後、俺はスマホで『あの人』に電話をした
「もしもし」
『おう、その声はアレンか・・・久しぶりだなぁ〜最後にあったのは二年前だったか?それで今日はどうしたんだ?』
俺は電話越しに聞こえるマイペースは声に薄く微笑む
本当に変わってないな、総督は
そう、俺が電話しているのは堕天使総督のアザゼルだ
さっきの堕天使のことで気になったから調べている
「少し駒王町で問題が起きそうなんだ。それて少し調べて欲しいことがある」
『何が起きたんだ?』
「下級か中級の堕天使が神器所有者を騙して殺害した」
『ッ!?』
電話の向こうで息をのむ気配がした。
多分、この感じは少し怒ってるんだろうな
『それは・・・本当なのか?』
「ああ、俺もしっかりこの目で見た。だから今駒王町に堕天使の任務が入ってないか調べてくれないか?」
『ああ、わかった。だが、確かあそこは現魔王サーゼクス・ルシファーの妹の管轄だった気がするが』
「ああ、それは知ってる。だが念のためだ、一応調べといてくれ。・・・処分はこちらでやる」
『おう、いつも悪いな』
「いや、気にするな」
俺は心配そうに言う総督の言葉にそう言うと通話を切り
窓に近寄りそこから明かりで照らされている町の風景を見下ろしながら、呟く
「・・・久しぶりだな、裏切り者の始末は」
確かに裏切り者の始末なんて久しぶりだ。
まあ、それはそれとしてなんとなくこれから面白いものを見れそうな気がするな。
まあいいか
俺はそう思いながらキッチンに行き、夕飯を作り始めた
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