1章旧校舎のディアボロス
1話駒王学園
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ねぇと、この町で少し面倒なことが起きる気がする
「馬鹿かお前、そうやすやすというかよ。それとまだやるか?お前ごとき下級堕天使が俺に勝てると本気で思ってるのか?」
俺はそう言いながら、殺気を放ち魔力を少し解放する
「ーーーッ!?」
堕天使の女は俺の威圧に息を飲むと悔しそうな顔をして飛び去っていた
・・・さで、追い払ったはいいとして
とにかくこいつを家に運んで治療しねぇとな、病院だと時間かかるし俺の治癒魔法の方が治りが早い
「最近、堕天使が妙な動きを見せているから見に来てみたら・・・へぇ、面白いことになってるじゃない」
そう言いながら俺はイッセーを片手で担いで家に運ぼうとした時、俺の目の前に紅い魔法陣が浮かび上がり光が収まるそこには紅い髪の少女が立っていた
この人は・・・駒王学園の二大お姉様と呼ばれている
「リアス・グレモリー先輩?」
「ええ、そうよ。それで私を呼んだのはあなたかしら?」
「いいえ、多分この死にかけてるイッセーが呼んだのでしょうね」
「ちょっと彼の傷を見せてくれないかしら?」
「ええ、どうぞ」
俺はそう言いながら、イッセーの体を地面に寝かせ、リアス・グレモリー先輩に見えるようにする
「この傷はひどいわね、下手したら死にそう・・・でも、面白いことになってるじゃない。へぇ、あなたがねぇ・・・フフフ」
そう言ってくすくすと笑う先輩
何が面白いんだ?
「どうせ死ぬのなら、私が拾ってあげるわ。あなたの第二の人生、私のために生きなさい」
そう言いながら、リアス先輩はイッセーの体に8つの『兵士の駒』を差し出した
へぇ、あれが『悪魔の駒』か。実物は初めて見るな
それらはイッセーの体に入っていき、次第に見えなくなった
その直後、イッセーの体が一瞬紅く光り、傷口が瞬時にふさがった
・・・これが人間が悪魔に転生する時に起こる現象なのか
それで、目の前にいるリアス・グレモリー先輩が悪魔か・・・まあ、薄々感じてたけどさ
「さて、それであなたは何者なかしら?堕天使の槍を素手で砕くなんて」
「・・・その件は明日話しましょう。では」
さすがに俺も腹が減ってきたからな、今日のところは帰らせてもらおうか
「あ、ちょっ待ちなさい!・・・ああっもうっ!明日ちゃんと話しを聞かせてもらうわ!」
俺は前を向きながら、後ろにいるであろう先輩に右手を軽くあげ振った
「ただいま」
本日二回目のただいまを言いながら、リビングに入り、冷蔵庫に買ってきたものを入れていく
幸い、卵は割れてなかった
そしてあらかた入れ終
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