番外編ExtraEditionパート2
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こんな日に迷宮に潜っちゃもったいない』
『あなたね、分かってるの?こうして一日無駄にした分、現実でのわたしたちの時間が失われて行くのよ?』
『でも今、俺たちが生きているのはこのアインクラッドだ』
そう言われたわたしはそれまでずっと張り詰めてた物を少しだけ緩んでみたの。わたしも寝転がって気持ちいい風に当たっていたら、温かい日差しも影響して夕方まで熟睡してたわ。それで目が覚めた時にキリトくんにご飯を一回奢るという事で睡眠PKされないように見張っててくれたお礼をしたの。そこまで素直にはなれなかったけどねーーー
「今の話を聞いた感じだと・・・」
「先に好きになったのはアスナさんの方みたいだね・・・というか何で竜兄には何も思わなかったんだろ。接点は竜兄の方があったよね?」
「うっせーな」
「いや、そういう訳じゃ・・・」
「隠すな隠すな〜♪いつだったか剣を研ぎに来た時に『まだ一方通行だけど?』とか言ってたくせに♪」
?なんて付けてないような気がするけどーーー
「そういやあれからどうやってキリトとくっついたんだ?やっぱりラグー・ラビットの件かぁ・・・?あぁん?」
「ライリュウくん、まだラグー・ラビットの時のこと根に持ってたんだ・・・」
「当たり前だ。食い物の恨みは恐いんだからな・・・今からあいつ殴りに行こうかな」
『ヤメテヤメテ』
ライリュウくんってキリトくんと比べると普段から物騒だなーーーというか好戦的すぎるよ。
まあキリトくんのパーティを組んだ切っ掛けは確かにラグー・ラビットかな。食材に免じてわたしの部屋を提供して、キッチンナイフを突きつけて半ば脅してパーティ申請を出して承認ボタンを押させたりーーー
「思った以上の猛アタックね・・・」
「やっぱりそのくらい積極的じゃないとダメなんでしょうか・・・」
「アスナさん大胆・・・//////」
「いや、大胆すぎてドン引きだぜ・・・つーか女ってみんなそうなの?アスナさんが特殊なの?」
「し、仕方ないじゃない・・・だって、好きだったんだもん・・・//////」
『ごちそうさまでーす』
自分で言っておいてすごい恥ずかしいーーーこの世のカップルや夫婦ってみんなこんな話をしてるの?勇者すぎない?
「で、あんたたちどこまでいったの?ゲームの中の事とはいえ、結婚までしたんだから当然よねぇ〜?」
「おいおい野郎がいんたぞ。馴れ初めまでならともかく、そういう生々しい話まで持ってくなよ。レズベット壌」
「何よその特殊性癖持ってる風俗壌みたいな呼び方!!さっき未来の胸揉みしだいてたから!?」
リズの呼び方はともかく、わたしは別に何もしてないよ。わたしとキリトくんが結婚したのはーーーそう。キリトくんが
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