前準備、NOT分散
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近づいてくる、ELSは全てGNビームライフルで撃ち落とし。エウロパ本体に近づく。
「GNビッグキャノン、フルバースト!」
トランザム状態による、圧縮粒子等。全てを攻撃に使った一撃は、エウロパを粉々にする。
「ガンダム各機、地球圏に向かっていく破片の撤去作業に、集中して!」
「「了解」」
――――――――――――――――
CBが、地球圏に向かう最中。
木星から、巨大な重力場が発生。そして、ELSの叫びがイノベイターや脳量子波の高い人間の、脳裏に響き渡る。
「なっ!アーァア!」
「ぐっ!うぅうう!」
「なっ!これはあの時の!」
非難していた、イノベイターになりうる因子を持った人達は、一斉に頭を抱え倒れる。
軍施設でも、イノベイドやデカルトも頭を押さえる。FFの面々は、ある程度対処はできたが、顔を顰める。
デカルトが、指令室に駆け込むと…
「木星外赤班に、局所的重力場が発生しています!」
「リングが崩壊!次々と吸い込まれていきます!」
「信じられん…木星に巨大な穴が…」
その穴から、更にELsが出現。しかも月と同規模の物もだ。
ヨハン達の、高い脳量子波を感じたELSは、原作よりも行動を速めたのである。
大統領執務室。そこで見ていた大統領は、事前に聞いていたとはいえ、これだけの大群か…と頭を悩ませていた。
プトレマイオス2改のブリッジでは、
「おいおい、嘘だろ」
「ELSの、ELSの地球圏到達までの、時間を出してくれ」
「刹那……」
「早く!」
その鬼気迫る声を聴き、フェルトは早速調べる。
「ハッ…!地球圏到達まで、あと95日!」
議会は紛糾していた。
「木星から、異星人が攻めてくるなど。ただの夢想にすぎん!」
「異星人ではなく、変異性金属体です」
「我々が狙われないという保証はどこにもない!」
議会に呼ばれ、この光景を見ているのだが。俺はハーキュリーから、一時的に指揮権を返還され、現在軍トップである。
そして、宇宙での軍の配備。武装等。様々な事案が溜まっている。ちんたら、会議等やる時間はないのだ。
「たかが、金属にそんなことが出来ると?」
「現に有人探査船は地球に落ちたではな「ガンッ!!」…」
俺は、軍刀で床を叩き議会を静まらせる。
「まず、私はくだらぬ会議を聞いている時間等ない。
次に、政治家である君たちの中に、現状を正しく認識できない者がいる事も腹立たしい」
「貴様ぁ!なんだそのものの言い方は!」
一人の議会員が、俺を叱責するがそれに対し
「言っておこう。ELSは約3か月後に、地球
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