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戦姫絶唱シンフォギア〜海神の槍〜
EPISODE13.想い繋がりて、空晴れ渡る
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♪君が求〜めていたものは きっと未来にあるよ だけど 君は知〜らないまま 私を置いていった 晴れ渡る空には みんなの笑顔がないと なんでって?当たり前のことだよ それが君の夢だか〜ら 私は一生懸命に 君に寄り添いたい〜 どんなに未来が暗くても きっと大丈夫 君と一緒なら-」
フォルテも最後に相応しい一曲を歌い、そして、
「皆さん、本当にありがとうございます!皆さんの力で、エルドラドにかつての平和が戻るよう、精一杯頑張って行きたいと思います!本日はありがとうございました!」
フォルテの閉館の挨拶でチャリティーコンサートの幕は下りた。


そして、現在(月の落下から十年後)─
「あれから十年、時間が経つのは早いね、キョウヤ。私ね、来月結婚するの。ごめんなさい、あなただけを愛するって言ったのに。」
キョウヤ・タカナリの名が刻まれた合同墓地で花束を供えた美冷は泣いていた。
「美冷、君はよく頑張った。ボクもそろそろ、未来を見ないと。」
その後ろで、フォルテは美冷の肩を撫でていた。
「それより、フォルテさんはそろそろ子供達の所へ行かないと。」
「そうだね。でも、そうもいかないみたいだ。」
フォルテがそう言い、辺りを見回すと、一面にノイズがいた。フロンティア事変でネフィリムに焼かれたノイズ達は、処理仕切れず今もこうして少しずつノースガルドに現れる。
「見ていてねキョウヤ。私たちもあれから強くなったんだから。-♪I have needful SeiryuEngetuto to now-」
「-♪By way Hakujyun curse-」
美冷とフォルテはシンフォギアを纏う。
「-♪回り道 するしか無いから ボクは運命(さだめ)に従うよ-」
フォルテは直線のビームを放つ技、六天魔王-破之式-でノイズを倒して行く。
「さて、わたしは一足先に新システムを使わせてもらうよ!神獣鏡(シェンショウジン)、ドライブ!」
美冷の起動認証に合わせ、青龍偃月刀は祭事で扱う大団扇に形を変え、ギアも緑から黒紫に変わる。
「-♪二人で奏でるメロディー いつかしたかったけれど あなぁたが居ないから私は一人 慰めて 私は絶対認めない こんな終わりを認めない!愛して いたんだよ 愛していたんだよ-」
美冷は大団扇から放つ突風、Follow Windでノイズを消し去って行くがやはり数には勝てず、体力の限界が来てしまう。
「やっぱり、これだけの量になると私達二人じゃ限界みたいだね、フォルテさん。」
「ああ。ボクも流石に手詰まりだ。」
二人はそう言いながらも少しずつノイズを倒して行く。すると、
「まったく、姉さんも美冷も、俺が居ないと本当にダメだな。-♪Granzizel bilfen Gungnir tron-」
どこかで聞き覚えのある男性の声が聞こえ
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