第18話 カルバートでの決戦
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「何が起きたんだ、これは……」
僕たちがここに来た頃には全てが終わっていた。何故なら目の前には死に絶えたテロリスト集団とパイツェンの姿が広がっていたからだ。
「全員死んでる……これをやったのは相当な手練れだよ」
「ああ、でも一体だれが……」
「リィン、フィー!」
後ろから声がかけられたので振り返るとカイトがこちらに向かっていた。
「カイト、無事だったんだね!」
「当り前だ、でもこの惨状は一体何なんだ?お前らがやったとは思えないが……」
「それが……」
僕は今までの事をカイトに話した。
「マジか、じゃあこれは一体だれが……」
「どうしよう、カイト……」
「機密書類は無事なんだな?ならこのことをユダさんに報告しよう、もしかしたら俺たちの意図しない所で何か動いてたのかもしれない」
「そうだね、取りあえず戻ろうか」
僕たちは機密書類を手に取り黒月貿易公司に向かった。
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「おお、これです。流石は西風の旅団。見事に取り戻してくれましたな」
ユダさんに機密書類を渡す、どうやら依頼に頼まれていた物に間違いないようだ。
「ありがとうございます、これで私も安心して眠ることが出来る。しかしパイツェンめ……私を裏切るなど愚かな真似をしおって……」
「……ユダさん、俺たちの他に誰かを雇っていませんか?」
「いや、私は西風の旅団にしか依頼してないが……何かあったのですか?」
「……そうですか、申し訳ありません、どうやら俺の勘違いだったようです」
「そうか、それならいいが……報酬は指定された口座に振り込んでおきました」
「ありがとうございます、では我々はこれで……」
カイトはそういって部屋を後にして僕たちも後に続く。
「……どうやらマジでユダは何も知らないようだな」
黒月貿易公司を後にしてカイトが話し出した。ユダさんに探りを入れたがどうやら白だったらしい。
「でも嘘をついたんじゃないの?」
「これでも結構な人間相手にして来たから何となく分かるんだ、あれは本当に知らないっていう顔だ」
「じゃあ一体だれがパイツェンをやったんだろう?」
「分からん。まあ依頼はすんでしまったし終わったことをいつまでも引っ張っても仕方ない。スッキリしないがこの話はここまでにしよう」
「そうだね」
カイトの言葉に僕は頷いた。正直納得はしてないが僕がうだうだ考えてももう終わったことだ。報酬も貰えたしこの件についてはここまでにしよう。
(でもまさか教団が関わってくるとはな……)
シェーフンを取り逃がしたのは痛かった、奴ら
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