第18話 カルバートでの決戦
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「東方の料理はとっても美味しかった、きっとカイトも気に入ると思うよ」
「……そうだな、せっかく美味い物食いに行くんだし今は気持ちを切り替えて楽しむとするか」
「うん、それがいいよ」
そう言って僕達はリーシャの元に向かった。
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「着いた、ここだね」
僕達は昨日訪れた店の前に来たがどうやら営業中らしく結構な人が中にいた。もしかして人気のある店なのかもしれないね。僕達は店の中に入った。
「いらっしゃいませ……あ、リィンさんにフィーさん。来てくださったんですね」
「こんにちはリーシャ、約束通り来たよ」
「やっほー、リーシャ。人がいっぱいだね」
「はい、小さなお店ですが常連の方々がいつも来てくださるのでこうして繁盛させて頂いてます。あら、そちらの方は?」
「俺はカイト、リィン達の仲間だ。昨日はこの子達を助けてくれたって話を聞いてお礼に来たんだ」
「そんな……お礼を言われるつもりなんて……」
「俺達は家族を助けてくれた人物には最大の感謝を送る、だから礼を言わせてほしい、ありがとう」
「そうですか、そこまで仰って頂けるなら私も助けた甲斐がありました」
カイトがリーシャに感謝の言葉を伝えてリーシャもそれを受け入れてくれた。
「じゃあお礼も言い終わったしそろそろ食事をさせてもらうとするか。東方料理は久しぶりだから楽しみだぜ」
「えっと……いいかなリーシャ?」
「はい、席に案内させて頂きますね」
僕達はリーシャに連れられて空いていたテーブル席についた。
「ではご注文が決まったら読んでくださいね」
リーシャからメニューを貰い読む。なるほど、昨日の屋台に売られていた物とまた違う食べ物がいっぱい書かれている。何を注文しようかな……」
「リィン、わたしこのエビチリっていうの食べてみたい」
「俺はとりあえずチャーハンと餃子が食いたいぞ」
「そうだね、適当に頼んで皆で分けようか」
注文を決めてリーシャを呼んでオーダーする、昨日の屋台は一口サイズの物が多かったがこのお店では味も美味いながら量もあって満足感がある。けっこうな量があったが僕とフィーはペロッと食べてしまった。カイトはかなり満腹のようだが……
「けぷっ、美味しかった。エビチリって初めて食べたけど好きになったよ」
「ああ、俺はあのチャーハンが一番美味かった。米のパラパラ感が絶妙だったぜ」
フィーとカイトも満足そうな様子だ。僕もとても満足できたよ、特にゴマ団子や杏仁豆腐が美味しかった。
「どうでしたか、満足していただけましたか?」
「あ、リーシャ。うん、このお店の料理とっても美味しかった」
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