ターン56 鉄砲水と幻魔の皇者
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接攻撃)
ラビエル LP700→0
「……」
「……」
僕もラビエルも、今度こそ今生の別れとなるであろうこの時も、特に何を話すこともなかった。お互い、言いたいことは全てデュエルで伝えあった。いまさら言葉なんて、蛇足にしかならない。
最後にラビエルの目を見ると、向こうもまっすぐに僕の目を見返してくる。ほんの少し、その口元が笑った気がして……ラビエルが自身のカラーリングと同じ濃い青い光となり、マルタンのもとへ飛んで行った。
「ぐっ……!」
余韻もへったくれもなく、問答無用で襲い来るデスベルトの力に膝をつきそうになるも、最後まで光の行く末を見続ける。僕にとっての三幻魔との戦いは、今この時を持ってようやく完結した。
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