192部分:第二十六話 薔薇の聖闘士その三
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った。そこには今主がいない。しかしその毅然とした気品のある小宇宙は残っているのだった。
アフロディーテが今聖域を発とうとしている時だ。後ろから彼を呼ぶ声がした。
「アフロディーテ様お待ち下さい」
「我々も」
「そういえばそうでしたね」
アフロディーテは立ち止まり彼等の方を振り向いて言うのだった。
「この聖戦においては黄金聖闘士が出陣する時は」
「はい、白銀及び青銅もまたそれぞれ出陣する予定になっています」
「そうなっています」
こう彼等はアフロディーテに対して告げるのだった。合わせて六人いる。
「まずはこのミスティと」
「アルゴルが御供させて頂きます」
最初に名乗ってきたのは女と見まごうばかりの淡い色の豊かな髪を持つ男とそれに反比例するかのように精悍な顔の二人の男であった。
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