機動戦艦ナデシコ
1456話
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を全く受け付けない。
それを知らなかったのか、それとも間近で攻撃されるとは思わなかったのか、テツジンは真っ正直にこっちの攻撃を受け……やがて機体の全身から煙を上げながらその場で動きを止める。
相転移エンジンによる自爆とかをされかねないと考えると、パイロットを殺した方がいいんだろうが……いや、そっちの方がいいか。
テツジンを含めたジンシリーズのコックピットは、胸部ではなく頭部だ。
まるでどこぞの国の名前を模したニュータイプ用MSみたいだな。
「悪いな」
エナジーウィングで動きが止まったところで、ヒュドラのビーム砲を向け……トリガーを引く。
真っ直ぐに放たれたビームは、そのまま頭部を貫き……やがてテツジンは動きを止める。
さて、これで大体テツジンとの戦い方は判明した。
機体は特機だが、能力的には特機には遠く及ばない。
それこそまだリオンとかの方が手強く感じられるような気がするが……
そんな風に思いながら、残り4機になったテツジンへと振り向いた瞬間、その中の1機が突然姿を消したかと思うと、ニーズヘッグのすぐ側に現れる。
「ちぃっ!」
そして姿を現した時には、既に拳を振り上げており……ディストーションフィールドを纏わせた拳が、そのままニーズヘッグへと向かって叩きつけられようとするものの……
「そんな鈍い動きでニーズヘッグを捉えられると思ってるのか!」
エナジーウィングを使った急制動でテツジンの一撃を回避し、そのまま至近距離からコックピットの頭部目掛けてT.T.キャノンを叩き込むのだった。
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