第十三章
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ったからです。
ジョーカーが二人になりバトルファイトが続けられます。しかしこの時に統制者はライダー達の前に姿を現し何としても戦わせようとします。
しかし相川はその心から人間になろうとしており剣崎は元より人間です。ならばバトルファイトをどうして続けさせるのか。
僕は拙作で剣崎、相川からアンデットのその身体を切り離させてました。これもヒーローショーであった演出ですがやはりそれしかないだろうと思います。そうでもしないとバトルファイトを行わせることができないからです。剣崎と相川がバトルファイトを望まないからです。
そしてその二体のジョーカーを倒したらどうなるかです。統制者、即ちスサノオが出るしかありません。そしてそのスサノオを倒せばバトルファイトは終わりその途中でスサノオが介入して生み出したオルフェノク達も消えます。平成ライダーの世界はファイズ、剣を接着点として全ての作品がつながっていると僕は考えているのですがここで一つの大きな因果が終わります。
オルフェノク、そしてバトルファイト。この二つがスサノオの分身である王を倒しそして統制者を倒すことによって終わります。そしてスサノオは人間にそれができるのかを見ようとしているのです。その為にこのバトルファイトは人間が必ず勝利者にならなければならずそれ以外の誰も勝ってはならなかったのです。
そしてその結果バトルファイトとオルフェノクの因果は終わりました。二つの作品に渡った、そして気の遠くなるまで遠い時代から続いた戦いも終わりました。もっともこれはスサノオが人間に仕掛けた戦いの一つに過ぎなかった訳なのですが。しかしライダー達はこの二つの因果も終わらせました。ヒューマンの思惑通りです。
そしてそれを終わらせることはです。剣で戦った四人のライダー達でなければできなかったでしょう。不器用でありますが一途でひたむきな彼等の泥臭い戦いと心がなければです。僕は平成ライダーの中でライダーとして、そして剣の作品中でもこの四人が最も好きです。その心が実にまっすぐで純粋だからです。
まず剣崎ですが彼はその戦闘力よりも心が素晴しかったです。心があり強さがその後からついてきた人でした。あくまで仲間を信じて人々や仲間の為に戦う、本当に崇高な戦士です。
このことは剣自体に言えることですが所謂オンドゥル語やその騙されやすさといったことが問題視されますがそれでもです。剣崎は騙されやすく他のライダー達と比べて格好よくは見えないです。しかしそれはあくまで颯爽とした格好よさということでありあくまでひたむきに向かうその一途さは泥臭い格好よさがあります。
人の為に戦いそれを誇らない。そして仲間のことを考え信じています。過去に数え切れないだけ裏切られていてもです。人は裏切られるとこのことが心の傷になります。僕は人に裏切られたことで長
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