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ヨハンだがこんな状況を覆す
ELSの到来
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、作業員の慰問要望を表面上受け入れ。
 使節団を乗せたシャトルは、資源衛星を航行する。

 そこに、何故か出現するMS3機。もはや、確定である。
 だが、そこに現れるのはCB警察。

 刹那のフラッグカスタム機が、三機撃墜を終えると。
 シャトルにいたコロニー公社の人間が、使節団に銃を向ける。
 だが、ニールに無力化される。

「襲撃がダメなら暗殺かい?コロニー公社も無茶をするね〜」

 現場は抑えられた。ガサ入れは、避けられないだろう。

「貴方は?」

「名乗る程の者じゃないさ。…それじゃぁな」

「待ちなさい!」

 秘密警察部隊、CB。議会の面々も知らない。



 ソレスタルビ−イング号を視察中だった、カティはそこでデカルト大尉と出会う。
 原作より、遥かに環境がいい状態で。
 具体的に、イノベイターは旧世代と、どういった点が違うのか、ある程度のコントロールは可能か?
 それらを調べていた。受け取る情報が多いという事は、それだけストレス・刺激を敏感に感じてしまう。
 今後、イノベイターならではの症状があった場合に備えて、それらを調べていたのだ。

「貴官か、ヴェーダによって確認された。純粋種のイノベイターというのは」

「デカルト・シャーマン大尉です。准将の旦那さんには、お世話になりました」

 デカルトの言葉に、カティはヨハンに聞いていた男かと思い出す。

「イノベイターってなんでしたっけ?」

「そんな事も知らんのか…」


 炭酸の言葉に、デカルトは苦笑する。
 この場所は、ほとんどFFのお膝元に近い場所である。
 デカルトは、ヨハンの影響というか。自らの思い上がりを正された後は、自主的に担当している。
 原作よりも、幾分か人間として柔らかい感じだ。

「報告、GN粒子ミサイル。全弾目標に命中」

「了解した。探査船の軌道変更率を確認して…」

「失敗ですよ」

「どうして、わかる!」

 デカルトの瞳は、変化しており。その目はカティを見る。

「理屈ではありません。野生の勘のような物で、わかるんですよ」

 その言葉通り、コンソールにデータが表示される。

「報告、探査船の軌道変更率、想定の2割にも達していません」
「依然、地球圏への到達コースに乗っています!」

 カティは、報告を聞いた瞬間。デカルト大尉に指令を出す。

「デカルト大尉。軍の報告にあった新型で、出てもらえるか」

「わかりました。恐らく、現在の状態だと新型かFFのMSしか無理でしょうし」


 ガデラーザが艦内部から、外に出される。

「脳量子波コントロールシステム。問題ない」

「ガデラーザ、デカルト・シャーマン出撃をする」
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